アート観客   since 1996

1996年からアートを観客として見てきました。その記録を書いていきたいと思います。

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「ミヒャエル・ボレマンス:アドバンテージ」。2014.1.11~3.30。原美術館。

「ミヒャエル・ボレマンス:アドバンテージ」。2014.1.11~3.30。原美術館。 2014年3月29日。 まったく知らないアーティストだったけど、テレビで絵を見て、解説を見て、妻と一緒に行こうと思った。絵を描く、というのがどういうことか。そんな事まで…

竹内公太「Re:手の目」。2015.3.7~3.22 。SNOW Contemporary

竹内公太「Re:手の目」。2015.3.7~3.22 。SNOW Contemporary. 2015年3月21日 行ったことがないギャラリー。この個展を椹木野衣のツイッターで知って、そして、それは、原発事故の時の「指を指す作業員」という作品として知られている作家の個展だと…

「さいあくななちゃん 個展日本ツアー  ロックンロールスター」。2016.2.25~2.28。中野FREAK OUT。

「さいあくななちゃん 個展日本ツアー ロックンロールスター」。 2016.2.25~2.28。中野FREAK OUT。 2016年2月26日。 「美術手帖」のツイッターで初めて、この作家のことを知った。渋谷で、女性のアーティストだけの展示をやっていて、それで賞を決め…

「反魂香  再演」。2017.3.26~3.30。キュレーション黒瀬陽平、井戸博章。西方寺。

「反魂香 再演」。2017.3.26~3.30。 キュレーション黒瀬陽平、井戸博章。西方寺。 2017年3月30日。 場所は西巣鴨。3年通った、自分にとっては縁が深い場所。そこに、そういうお寺があったことを知らなかった。落語で有名な、といっても、知識として…

「ギフト・オブ・ホープ」。2000.12.16~2001.4.8。東京都現代美術館。

「ギフト・オブ・ホープ」。2000.12.16~2001.4.8。東京都現代美術館。 2001年3月31日。 いろいろあったけれど、エアボードの音で、すべてのことが薄くなってしまった。 雨が降り出し、実験をやるのかを電話で確認し、おそらくやると思います。と聞い…

齋藤恵汰&堀崎剛志「構造と表面」〜ラテックスと不動産。2019.8.2~8.11。駒込倉庫。

齋藤恵汰&堀崎剛志「構造と表面」〜ラテックスと不動産。2019,8.2~8.11。 駒込倉庫 2019年8月11日。 何かのサイトで見て、駒込倉庫で展覧会をするのを知った。1度くらいしか行っていないけど、その広さや気持ち良さや企画の良さみたいな印象を思い…

「田中偉一郎の芸術放題」。2018.8.19~9.9。にほん文化センター。

「田中偉一郎の芸術放題」。2018.8.19~9.9。にほん文化センター。 2018年8月26日。 誰かのツイッターで見つけたのだけど、「にほん文化センター」で検索しても、「日本文化センター」が出てきてしまい、本当にあるかどうかもちょっと疑うような場所だ…

「DOMANI・明日2020」。2020.1.11~2.16。国立新美術館。

「DOMANI・明日2020」。2020.1.11~2.16。 国立新美術館。 2020年2月2日。 知り合いの方から、チケットをいただいて、ありがたく、それで行くことになった。「傷ついた風景の向こうに」というサブタイトルで、今回は今までと違って、すでに実績のあ…

「ヤノベケンジ  ルナ・プロジェクト」。1998.3.20~5.5。キリンアートスペース原宿。

「ヤノベケンジ ルナ・プロジェクト」。1998.3.20~5.5。キリンアートスペース原宿。 1998年4月17日。 ヤノベケンジが、チェルノブイリに行った写真も並んでいる。 まだ、すごく怖いところに見える。 アトムカー。遊園地の乗り物みたいだ。300円を…

「現代美術というジャンル」。1998.2.22~3.22。佐倉市立美術館。

「現代美術というジャンル」。1998.2.22~3.22。佐倉市立美術館。 1998年3月11日。 こういう言葉が、とても気になるようになった。ある意味、どこか洗脳されているのかもしれないような気持ちにもなる。この頃、仕事もめっきり少なくなり、先に向かっ…

「内藤礼 地上にひとつの場所を」。2002.10.12~10.31。RICE GALLERY by G2。

「内藤礼 地上にひとつの場所を」。2002.10.12~10.31。RICE GALLERY by G2。 2002年10月28日。 内藤礼。テレビで見た時に、やはりつかみどころがない気配はあったものの、様々な困難なことを実現してきたのだから、思った以上に強い人なんだろうな、…

「舟越桂 works :1980-2003」。2003.4.12~6.22。東京都現代美術館。

「舟越桂 works :1980-2003」。2003.4.12~6.22。 東京都現代美術館。 2003年6月18日。 最近、テレビなどでも、舟越桂を時々見るようになった。その彫刻は、見ていると何とも気持ちが落ち着くというか、静かになるような気はしていたし、妻は、その作…

奈良美智展「From the Depth of My Drawer」。2004.8.11~10.11。原美術館。

奈良美智展「From the Depth of My Drawer」。2004.8.11~10.11。 原美術館。 2004年9月16日。 自分の引き出しの底から。 という意味のテーマでの展覧会だった。 それまでの自分の作品を並べて、それを自分でも再確認する、というテーマもあったようだ…

「アフリカリミックス」。2006.5.27~8.31。森美術館。

「アフリカリミックス」。2006.5.27~8.31。森美術館。 2006年8月2日。 エレベーターに乗って、52階まで来て、さらにエスカレーターで上にあがる。何回か来ていると、こういう新しめの場所は基本的には縁がない方なのに、小沢剛もここで個展をやった…

「MOTアニュアル2007  等身大の約束」。2007.1.20~4.1。東京都現代美術館。

「MOTアニュアル 等身大の約束」。2007.1.20~4.1。東京都現代美術館。 2007年3月28日。 このシリーズは、9回目だと書いてあった。 1999年の第1回から、全部、見ている。好きな企画。 たぶん、予算のことを考え、国内の作家で展覧会を、という目…

「イケムラレイコ うつりゆくもの」。2011.8.23~10.23 。東京国立近代美術館。

「イケムラレイコ うつりゆくもの」。2011.8.23~10.23 。 東京国立近代美術館。 2011年10月20日。 考えたら、もう10年くらい前のことになるが、愛知県の豊田市美術館で、少女が横たわった姿が微妙にぼんやり(ぼんやり、っていう言い方はたぶん違…

「太陽の塔からのメッセージ  岡本太郎とEXPO `70」。2000.10.28~2001.1.28。川崎市岡本太郎美術館。

「太陽の塔からのメッセージ 岡本太郎とEXPO `70」。2000.10.28~2001.1.28。川崎市岡本太郎美術館。 2001年1月24日。 できれば、勝手な願望だけど、太陽の塔の背中が見える吹田の国立国際美術館で見たかった。あそこは、万博の時の生き残りだと思う…

「束芋 断面の時代」。2009.12.11~2010.3.3。横浜美術館。

「束芋 断面の時代」。2009.12.11~2010.3.3。横浜美術館。 2010年2月27日。 束芋を、横浜トリエンナーレで初めて見たのが、もう10年くらい前になる。あの時は、トリエンナーレが、すごく楽しみで、電車の中からホテルにくっついた、事前に見ていた…

「1956―86:時代の鏡 アンディ・ウォーホル」。1996.4.17~6.23。東京都現代美術館。

「1956―86:時代の鏡 アンディ・ウォーホル」。1996.4.17~6.23。東京都現代美術館。 1996年6月12日。 さすがに、ウォーホールという名前は知っていた。だけど、ウォーホルと表記することは知らなかった。 本当に、ただ名前を知ってるだけだった…

「MAYA MAXX のさようなら」展。2008.1.17~1.27 。岡本太郎記念館。

「MAYA MAXX のさようなら」展。2008.1.17~1.27 。 岡本太郎記念館。 2008年1月26日。 公開制作があると知って、Geisaiの時に、描き始めた瞬間に輪郭が太くなった姿を思い出した。ただ、作品を並べるだけではなく、目の前で描いてくれるというのを知…

山口晃 展「望郷」。2012.2.11~5.13 。メゾンエルメス フォーラム。

山口晃 展「望郷」。2012.2.11~5.13 。 メゾンエルメス フォーラム。 2012年4月16日。 京橋から歩き、久しぶりに来たエルメスのビルは入りにくく、自分にとっては、別世界を通り抜けて、エレベーターに乗ったら、私以外は、メガネをかけた中年女性が…

「コンセプチュアリズムの新たな展開」。1999.3.4~3.23。横浜市民ギャラリー。

「コンセプチュアリズムの新たな展開」。1999.3.4~3.23。 横浜市民ギャラリー。 1999年3月17日。 ここに来るのは2度目。失礼だけど、明らかに予算が足りなそうなチラシだった。それでも、少ない色数とそれほど質も高くない紙なのに、シャープでカッ…

「裏声で歌へ」。2017.4.8~6.18 。小山市立車屋美術館。

「裏声で歌へ」。2017.4.8~6.18 。小山市立車屋美術館。 2017年6月6日。 会田誠のツイッターで椹木野衣の新聞記事を見つけ、それは自分のウチでも購読している新聞だったが、夕刊はとっていないので知らないままだったが、それを読んで、「趣旨を読み…

会田誠展「はかないことを夢もうではないか、そうして事物のうつくしい愚かしさについて思いめぐらそうではないか」。2016.7.6~8.20 。ミヅマアートギャラリー。

会田誠展「はかないことを夢もうではないか、そうして事物のうつくしい愚かしさについて思いめぐらそうではないか」。2016.7.6~8.20 。 ミヅマアートギャラリー。 2016年7月30日。 今月、会田誠のトークショーへ行った。先週はシンポジウムで会田誠の…

『八木良太展 サイエンス/フィクション』。2014.12.21~2015.1.17。神奈川県民ホールギャラリー。

『八木良太展 サイエンス/フィクション』。2014.12.21~2015.1.17。神奈川県民ホールギャラリー。 2015年1月12日。 八木良太の、氷のレコードを見て、その音を聞いて、音楽が聞こえることにやっぱり少し驚いたのと同時に、音の中にノイズが混じり始め…

「キュンチョメ 『完璧なドーナツをつくる』 上映会」。2018.12.3~12.8 。カトリック本郷協会 レイ記念ホール。

「キュンチョメ 『完璧なドーナツをつくる』 上映会」。2018.12.3~12.8 。カトリック本郷協会 レイ記念ホール。 2018年12月8日。 気になっていたのは、岡本太郎の大賞をとった作品だけでなく、そのあとに岡本太郎記念美術館で見た作品に、いろいろな…

「日本ゼロ年」。1999.11.20~2000.1.23。水戸芸術館現代美術ギャラリー。

「日本ゼロ年」。1999.11.20~2000.1.23。 水戸芸術館現代美術ギャラリー。 2000年1月22日。 美術手帖のプレゼントで、当った入場券。さらに、美術手帖などで、この展覧会の話を読んで、気持ちが盛上がっていた。よく美術館などで見る「難しいと敬遠さ…

東京計画2019 Vol.5 中島晴矢 「東京を鼻から吸って踊れ」。2019.11.30~2020.1.18。ギャラリーαM。

東京計画2019 Vol.5 中島晴矢 「東京を鼻から吸って踊れ」。2019.11.30~2020.1.18。ギャラリーαM。 2020年1月8日。 正月があけて、中旬で終わってしまうので、やや焦りながら出かける。駅で降りて、歩く。バス停に、これ以上ないほどコンパクトな…