アート観客   since 1996

1996年からアートを観客として見てきました。その記録を書いていきたいと思います。

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「戦慄とオーガズム」。毒山凡太朗 個展。2016.8.27~9.24。駒込倉庫。

「戦慄とオーガズム」。毒山凡太朗 個展。2016.8.27~9.24。駒込倉庫。 2016年9月3日。 2階への階段を上る。 映像が多い。政治的な文が並ぶ場所。ドアをあける。 街中で、おそらくは寝込んでしまっている人に、ビニールらしきものをかけている。そのビ…

明るい絶望」中村政人 個展。中村政人 写真集出版記念プレミアムラウンジ。「25年を経て初めて語る中村政人の活動と思想」。2015.11.21。アーツ千代田3331。

明るい絶望」中村政人 個展。中村政人 写真集出版記念プレミアムラウンジ。「25年を経て初めて語る中村政人の活動と思想」。2015.11.21。 アーツ千代田3331。 2015年11月21日。 先週、個展に行ったばかりなのに、中村政人が気になり、そして、…

「明るい絶望」中村政人 個展。2015.10.10~11.23。アーツ千代田3331。

「明るい絶望」中村政人 個展。2015.10.10~11.23。アーツ千代田3331。 2015年11月15日。 どうしようか、と思ったのは、写真だけ、と思ったからだけど、新作もあるし、何しろトークショーに行こうと思ったからで、3時のトークショーに行ったから…

「明るい絶望」中村政人 個展。トークショー 「ギンブラート、新宿少年アート…トビラの内側の“展示”という概念を打ち破り外に出た少年たち」。会田誠×宇治野宗輝×小沢剛。アーツ千代田3331。

「明るい絶望」中村政人 個展。トークショー 「ギンブラート、新宿少年アート…トビラの内側の“展示”という概念を打ち破り外に出た少年たち」。 会田誠×宇治野宗輝×小沢剛。アーツ千代田3331。 2015年11月15日。 メンバーだけで、ちょっとワクワ…

「未知なる日常」。第2期2014.10.11~11.30。トーキョーワンダーサイト本郷。

「未知なる日常」。第2期2014.10.11~11.30。 トーキョーワンダーサイト本郷。 2014年11月1日 駅から迷った。どこにあるんだろう、と思った。ただ、別の道からだと分かりやすいとあとで分かった。古い建物だけど、初めて来て、そして思ったよりも広い…

「MOTアニュアル2012 「風が吹けば桶屋が儲かる」。2012.10.27~2013.2.3.東京都現代美術館。

「MOTアニュアル2012 「風が吹けば桶屋が儲かる」。2012.10.27~2013.2.3.東京都現代美術館。 2013年1月31日。 アニュアルシリーズは、ずっと見ている。だから、今回も見なくちゃという気持ちになっていて、だけど、その前の評判が悪い。田中功…

「吉田夏奈 展」。2012.4.2~4.25。LIXILギャラリー。

「吉田夏奈 展」。2012.4.2~4.25。LIXILギャラリー。 2012年4月16日。 最後は、妻がもっとも見たがっていた展覧会。 部屋は1つ。 真ん中に、中心が濃い青い色で塗られ、周りが緑で囲まれている大きいテーブルのような作品が置いてある。それは、その…

岡本信治郎 展。「空襲25時」。2011.8.9~9.19。渋谷区立松濤美術館。

岡本信治郎 展。「空襲25時」。2011.8.9~9.19。渋谷区立松濤美術館。 2011年9月19日。 近所にギャラリーが出来て、そこのオーナーの女性が、妻と特に仲良くしてくれていて、そこでいただいた招待券を持って、今日が最終日の展覧会に出かけた。 休日…

「Mr.のチルドレン」。2010.8.19~8.24。Hidari Zingaro。

「Mr.のチルドレン」。2010.8.19~8.24。Hidari Zingaro。 2010年8月24日。 実習が終わって「暑いなー」と思いながら、これからも一人での実習が続くんだ、と思いながら、校舎の外へ出て、時間を見て、ここから中野まで確か30分くらいで行けるのを昨…

「村上隆個展 inochi トークショー」。2009.4.8。カイカイキキギャラリー。

「村上隆個展 inochi トークショー」。2009.4.8。カイカイキキギャラリー。 2009年4月8日。 この日は久々の村上隆のトークショーなので、出かけることにした。ちょっと前に、青山ブックセンターで確か佐藤可士和氏とトークショーをやったらしいが、そ…

「トーキョーワンダーウォール2008 伊藤雅恵」。2008.7.24。東京都庁。

2008年7月24日。 伊藤雅恵は、2年くらい前に、武蔵野美大の学園祭の時にアトリエで絵を見て、その次の年には文化村のギャラリーで個展をやり、今年は上野のVOCA展の佳作をとり、出世していく人って、あっという間なんだな、という気がしていた。…

「バリー・マッギー展 特別講演会」村上隆+綛野匠美。2007.7.26。ワタリウム美術館。

「バリー・マッギー展 特別講演会」村上隆+綛野匠美。 ワタリウム美術館。 2007年7月26日。 タイトルは「フェイムを勝ちとる。@アート業界!?」。 さらにチラシには、「NYでの『リトルボーイ展』がダイナマイトヒットを飛ばし、世界各地のアートオ…

「On paper. 大竹伸朗展」。2005.6.6~8.8。ベイスギャラリー。

2005年8月4日。 月曜日と木曜日、義母をデイサービスに預かってもらい、迎えに行くまでの約5時間。自分が早く起きさえすれば⋯⋯といっても、それが凄くつらかったのが、少し余裕が出て来たせいか、それでも、出かけられる時に出かけよう、と思うように…

「伊藤存 きんじょのはて展」。2003.9.5~11.24。ワタリウム美術館。

「伊藤存 きんじょのはて展」。2003.9.5~11.24。ワタリウム美術館。 2003年11月22日。 久々に妻と2人で揃って外出。それも電車に乗るような遠出。天気もいい。 ワタリウムに着く。久々。伊藤存は、2001年の横浜のトリエンナーレで見てから、そ…

「加藤泉 展」。2002.4.16〜5.11。ガレリアキマイラ。

「加藤泉 展」。2002.4.16〜5.11。ガレリアキマイラ。 2002年4月27日。 美術手帖で見て、気になっていたアーティストの作品展を、地元に近いガレリアキマイラでやるというので、少し嬉しく、行きたかった。 ちょうど義姉の御夫婦が遊びに来てくれたの…

「横浜トリエンナーレ」⑤。2001.9.2~11.11。横浜赤レンガ倉庫。

「横浜トリエンナーレ」⑤。2001.9.2~11.11。横浜赤レンガ倉庫。 2001年11月1日。 5回目の「横浜トリエンナーレ2001」。2回目にの赤レンガ倉庫。 オノ・ヨーコの電車車両を使った作品。銃弾は必要だろうけど、いかにもの少しおどろおどろしい音…

「横浜トリエンナーレ」④。2001.9.2~11.11。パシフィコ横浜。

「横浜トリエンナーレ」④。2001.9.2~11.11。パシフィコ横浜。 2001年10月27日。 2回目のメイン会場。桜木町から、歩く。 今日は妻と2人だけ。 パシフィコ横浜。その途中で、インターコンチネンタルホテルの壁面で、初めてバッタを見た。ホームペー…

「横浜トリエンナーレ」③。2001.9.2~11.11。パシフィコ横浜。

「横浜トリエンナーレ」③。2001.9.2~11.11。パシフィコ横浜。 2001年10月16日。 妻と友人と3人で出かけることになる。 横浜美術館の中のレストランで食事。電話でもそうだったが、やたらと愛想のいい人が1人いて、その大げさともいえるリアクショ…

「横浜トリエンナーレ2001」②。2001.9.2~11.11。クイーンズスクエア。

「横浜トリエンナーレ2001」②。2001.9.2~11.11。 クイーンズスクエア。 2001年9月22日。 横浜市民ギャラリー。スペースジャック展。2つの展覧会を見た後、クイーンズスクエアで、横浜トリエンナーレ関連の作品で、無料で見られるものだけを少し…

「横浜トリエンナーレ2001」①。2001.9.2~11.11。赤レンガ倉庫。トンチキハウス。

「横浜トリエンナーレ2001」①。2001.9.2~11.11。赤レンガ倉庫。トンチキハウス。 2001年9月14日。 電車の中から、インターコンチネンタルホテルに張り付いてるバッタのバルーンを何度も見ていた。思ったよりも、少し小さいと思いながらも、勝手に…

「ジョセフ・コスース 1965−1999 訪問者と外国人、孤立の時代」。1999.12.21~2000.2.6。千葉市立美術館。

「ジョセフ・コスース 1965−1999 訪問者と外国人、孤立の時代」。1999.12.21~2000.2.6。千葉市立美術館。 2000年2月。 言葉のみ。 でも、その配置は美しさを十分に意識している。それでも、言葉だけはきつい⋯⋯というより、そればかりだと、どこ…

石内都 モノクローム ― 時の器。1999.10.5~12.11。東京国立近代美術館フィルムセンター展示室。

石内都 モノクローム ― 時の器。1999.10.5~12.11。 東京国立近代美術館フィルムセンター展示室。 1999年12月3日。 1997年に、初めて水戸芸術館に行った時から気になっていた。その時の作品。『SCARS』。人に残る様々な傷跡。それを正面から…

「加害/被害」。1998.8.29~10.25。板橋区立美術館。

「加害/被害」。1998.8.29~10.25。 板橋区立美術館。 1998年9月27日。 加害と被害というのをテーマに持ってくる思いきりのようなものに感心して、行くことにした。でも、もう、そういう発想がアートに影響され過ぎているのかもしれない。 時々、戦争…

「私美術―何故WATAKUSHIは描かれるか」。1997.9.6~10.19。板橋区立美術館。

「私美術―何故WATAKUSHIは描かれるか」。1997.9.6~10.19。板橋区立美術館。 1997年9月20日。 気持ち悪さが、気持ちいい。というか、自分にやたらこだわるのは、気持ち悪いが、それを作品にすると、いろいろと引っ掛かってくる作品が、いろいろと並ん…

「平川典俊 社会の窓」。1996.7.19~8.18。ギンザ・コマツ4F AMUSER(アミュゼ)。

「平川典俊 社会の窓」。1996.7.19~8.18。ギンザ・コマツ4F AMUSER(アミュゼ)。 1996年7月26日。 テレビ受像機が薄暗い空間の中で少し美しい距離をあけて何台も並んでいる。何もしなければ、ただそれだけのことだ。一台、一台に少しだけスポットラ…

ふくしまの声を聞く ~ぼくの見た福島2018~ 写真展とお話 赤城修司。2019.1.26。東京YWCA。

2019年1月26日。 誰かのツイッターで見て、このイベントを知った。3年前に、この人の個展とトークショーを20名ほどの聴衆の中で聞いた。この赤城さんにとっては、たまたま住んでいた街が放射性物質に汚染されて、というところから始まったのだけど…

「内藤礼 明るい地上には あなたの姿が見える」。2018.7.28~10.8。水戸芸術館現代美術ギャラリー。

「内藤礼 明るい地上には あなたの姿が見える」。2018.7.28~10.8。 水戸芸術館現代美術ギャラリー。 2018年10月3日。 豊島美術館を見て、ああすごかった、という印象があり、それまでの作品の集大成のようにも思えたし、ある意味では意地悪だったり、…