2005年12月16日。
横浜の銀行のあとに作ったアートの施設。
もう一つは、古い倉庫を改造した施設。
休息とホスピタリティをテーマに開かれていて、2つの会場にまたがっていた。
妻が喘息になってしまい、もう行けないと思っていたが、一応出かけられた。行けたことは、嬉しかった。
しかし、その2つの会場が結構離れていて、それぞれ、面白いものがあったりしたはずなのだが、その移動の間に、風が吹いてきて、妻に悪影響が出ないか?また喘息の発作が出ないか?そればかりが気になっていた。この日、本当は横浜トリエンナーレに1人でも行こうと思っていたのだが、でも行くのをやめた。1人で行っても仕方がない、と思った。暗いというか先に何も希望がないような気がしていた。私は心臓の病気だから、二人で、慢性の病気を持ってしまった、と思った。
嫌になっていた。風が冷たい。
『横浜トリエンナーレ2005の連動企画としてホスピタリティー(もてなしのあるくつろげる空間)をテーマにした展覧会を開催します。トリエンナーレは3年に一度のお祭り。「私たちも、遠くからきているボランティアや作家のアシスタントのために何かできないか?」、「妻有のアートトリエンナーレのように自由に集える基地みたいなものも欲しい。」そこでBankARTではこの期間、全館を24時間、昼は「展覧会として」、夜は「くつろぎの場所として」開放することにしました。寝具やベッドや部屋、小さな部屋のような装置(作品)は優れたアーティストや建築家たちが提供してくれます。BankART的生活/BankARTでの生活、駅至近の至福の空間をBankART Life は演出します』。(チラシより)。
(2005年の時の記録です。多少の加筆・修正をしています)。