2013年5月27日。
都電に乗った。椹木野衣のツイッターに載っていた写真展が気になって、地図を見ながら、駅を降りて歩いた。20代の女性が、10代最後の100日間に、毎日、24枚のフィルムを撮影した作品。一枚だけ見れたのは、ビールを飲んでいる姿だった。
「高木みゆ展」の会場には本人がいたみたいだった。
100日間の、毎日一枚ずつの写真が、キャンパスに貼られて並んでいて、その、ある意味で、じたばたしていて、ナルシスティックで、ただ、ホントに10代ぐらいにしか撮れないような写真は、かけがえのないものにも見えたし、面白いと思った。それが、どこか冷静な視点があるように思えたのは、毎日24枚だけ撮影する、というようなしばりがあるせいだとも思った。
貴重な記録だった。
(2013年の時の記録です。多少の加筆・修正をしています)。