2012年4月16日。
最後は、妻がもっとも見たがっていた展覧会。
部屋は1つ。
真ん中に、中心が濃い青い色で塗られ、周りが緑で囲まれている大きいテーブルのような作品が置いてある。それは、その形が、思ったよりもオリジナリティーみたいなものを感じなかったが、でも、それは「自然」の描写だった課かもしれない。
緑、というものが、ただ「キレイですね」というのとは違う気配を持っているのかも、どこか不気味といっていいような生命力、という印象は伝わった気もした。
それから、壁面にあったかなり大きい作品 FACE TO THE GREEN。
風が吹いて、大きく不規則に揺れ動き出すような木々で覆われた山の感じが出ていて、どちらかといえば、少し恐さがあったり、うっそうとした感じだったり、があるような気がした。うっそうが、これだけ伝わってくるような作品は、あまり記憶にない。
窓際には、窓と壁の間のスペースに作品があって、道ゆく人達が見えた。あっちとこっちの風景がまじるのは面白かった。
他の作品も見てみたい、と思った。
(2012年の時の記録です。多少の加筆・修正をしています)。