1999年11月14日。
個人的には、展望できなかった。
久しぶりに一人で行った。会田誠の工事中のブルーシートを使った、考え抜いた後の投げやりな感じ。杉戸洋の気持ちいい閉じたような絵。は憶えている。あとは⋯⋯そんなに覚えていない。
こんなに生真面目で、どこか傲慢な見せ方でいいんだろうか。今だに、ハイカルチャーとサブカルチャーを分けているように見えるけれど、それは有効なのだろうか。
他に、この中で湿った感じがして、勝手に想像が膨らむような絵があって、それが岡田裕子という作家だった。この2年後に、会田誠と結婚した。
(1999年の時の記録です。多少の加筆・修正をしています)。
「現代日本絵画の展望」展。
http://www.ejrcf.or.jp/archive/db_tsg/exhibition/1999_gendai.html