アート観客   since 1996

1996年からアートを観客として見てきました。その記録を書いていきたいと思います。

「現代日本絵画の展望」。1999.10.2~11.14。東京ステーションギャラリー。

f:id:artaudience:20210309212707j:plain

現代日本絵画の展望」。1999.10.2~11.14。東京ステーションギャラリー

1999年11月14日。

 

 個人的には、展望できなかった。

 久しぶりに一人で行った。会田誠の工事中のブルーシートを使った、考え抜いた後の投げやりな感じ。杉戸洋の気持ちいい閉じたような絵。は憶えている。あとは⋯⋯そんなに覚えていない。

 

 こんなに生真面目で、どこか傲慢な見せ方でいいんだろうか。今だに、ハイカルチャーサブカルチャーを分けているように見えるけれど、それは有効なのだろうか。

 他に、この中で湿った感じがして、勝手に想像が膨らむような絵があって、それが岡田裕子という作家だった。この2年後に、会田誠と結婚した。

 

 

(1999年の時の記録です。多少の加筆・修正をしています)。

 

現代日本絵画の展望」展。

http://www.ejrcf.or.jp/archive/db_tsg/exhibition/1999_gendai.html