1997年5月17日。
音や機械や映像を使っているけれど、決定的に絵などと違う感じがしない。どこか、無難な気配がある。生意気だけど。ポールに触れると、音は出るけど。
そんなにおもしろくない。なんでだろう。テレビが当たり前にあった時代の後では、こういうのは難しいのかも。そして、コンピュータが当然のようにある時代の後では。つまり、アートって、遅れていないだろうか。
分からないけど、でも、新しいメディアなどという作品は、なんかそんなことを感じるものが多い気がする。
ただ、今だけで、それはこれから変わるのかもしれない。
(1997年の時の記録です。多少の加筆・修正をしています)。