アート観客   since 1996

1996年からアートを観客として見てきました。その記録を書いていきたいと思います。

「サウンド・ガーデン ― 浸透する空間」 クリスティアン・メラー展。1997.5.8~5.28。スパイラルガーデン。

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サウンド・ガーデン ― 浸透する空間」 クリスティアン・メラー展。1997.5.8~5.28。スパイラルガーデン。

1997年5月17日。

 

音や機械や映像を使っているけれど、決定的に絵などと違う感じがしない。どこか、無難な気配がある。生意気だけど。ポールに触れると、音は出るけど。

そんなにおもしろくない。なんでだろう。テレビが当たり前にあった時代の後では、こういうのは難しいのかも。そして、コンピュータが当然のようにある時代の後では。つまり、アートって、遅れていないだろうか。

 分からないけど、でも、新しいメディアなどという作品は、なんかそんなことを感じるものが多い気がする。

 ただ、今だけで、それはこれから変わるのかもしれない。

 

(1997年の時の記録です。多少の加筆・修正をしています)。

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