2000年3月16日
今日は木曜日。平日の外苑前。田園調布で妻と待ち合わせ。介護のために実家にいるけれど、今日は珍しく母親を怒るようなことがなかったので、何となく穏やかな気持ちになっていた。そうしたら、駅で会った妻に昔の顔をしてる。と言われた。若いというか。さっぱりというか。という感じに見えたらしい。
そして、表参道のギャラリーへ。大竹伸朗の個展。新し目のセゾンアートプログラムギャラリー。そこで、それまでの作品を含めて結構多く展示されている。ものすごくパワフルな感じは、ずっと変わらない。その中でも、ゴミを集めて張り付けた作品があって、目をそむけるようなものだったが、でも無視することが出来ない。
妻は、この前のパルコギャラリーの日本景の色鉛筆での絵がすごい好きと言っていたが、これは嫌い、ばっちいとやたら言っていた。それだけ妙に力があるということだろう。その他に本もあってその挿し絵が汚れているとしか見えないのに、妙にいいなあというのがあって感心する。そして、そのギャラリーの下にある青山ブックセンターで大竹伸朗のミニブックのような印刷の作品を600円でつい買った。その後、ミズマアートギャラリーに行き、それから「蔵元」というラーメン屋でみそラーメンを食べた。そこは、もうすぐなくなる。どこかへ移転する。ということだった。でも、その前に来てよかった。
(2000年の時の記録です。多少の加筆・修正をしています)。
「大竹伸朗 全景 1995-2006」