アート観客   since 1996

1996年からアートを観客として見てきました。その記録を書いていきたいと思います。

大竹伸朗〈既景 1978-2000〉展。2000.2.29~3.18。セゾンアートプログラム・ギャラリー。

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大竹伸朗〈既景 1978-2000〉展。2000.2.29~3.18。
セゾンアートプログラム・ギャラリー。

 

2000年3月16日

 今日は木曜日。平日の外苑前。田園調布で妻と待ち合わせ。介護のために実家にいるけれど、今日は珍しく母親を怒るようなことがなかったので、何となく穏やかな気持ちになっていた。そうしたら、駅で会った妻に昔の顔をしてる。と言われた。若いというか。さっぱりというか。という感じに見えたらしい。

 

 そして、表参道のギャラリーへ。大竹伸朗の個展。新し目のセゾンアートプログラムギャラリー。そこで、それまでの作品を含めて結構多く展示されている。ものすごくパワフルな感じは、ずっと変わらない。その中でも、ゴミを集めて張り付けた作品があって、目をそむけるようなものだったが、でも無視することが出来ない。

 

 妻は、この前のパルコギャラリーの日本景の色鉛筆での絵がすごい好きと言っていたが、これは嫌い、ばっちいとやたら言っていた。それだけ妙に力があるということだろう。その他に本もあってその挿し絵が汚れているとしか見えないのに、妙にいいなあというのがあって感心する。そして、そのギャラリーの下にある青山ブックセンター大竹伸朗のミニブックのような印刷の作品を600円でつい買った。その後、ミズマアートギャラリーに行き、それから「蔵元」というラーメン屋でみそラーメンを食べた。そこは、もうすぐなくなる。どこかへ移転する。ということだった。でも、その前に来てよかった。

 

(2000年の時の記録です。多少の加筆・修正をしています)。

 

大竹伸朗 全景 1995-2006」

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