2018年12月16日。
会田誠のツイッターで見て、そして、カオスラウンジの新芸術校でグランプリをとって、ワタリウムの地下で個展をやっていて、クラブみたいなものが分かっていないと理解できないのかも、とちゅうちょしたが、行こうと思った。
ワタリウム美術館のそば。一軒家のギャラリーだから、1階から3階まで展示室がある。そのことに感心もして、作品は、「愛」をテーマにしたものだった。
台湾は、現在は同性婚が認められているが、それは同性カップルの悲劇的な事件のためだったから、そういうことが起こらないと変らない理不尽さも思ったが、磯村が当事者として、それにまつわる作品を作ったと知った。
タイは、コンクリートで亡者像が作られるようで、磯村がそれを作っている、というような作品で、インパクトが強かった。その亡者は、同性愛の罪や、国籍を持たない罪、でも亡者になるようで、そうした事を含めて、思ったよりも、強い印象のある作品だった。
(2018年の時の記録です。多少の加筆・修正をしています)。