2014年9月15日。
木版と和紙と、いろいろな方法で作られているせいもあるのだろうけど、ただ、それだけでなく、不思議な質感で、どこか新しいような気がする。
それは若手作家ということを知らされて見ているせいだろうか。プレートに、木版、グアッシュ、水彩、色鉛筆、和紙、パネル、と素材が並んでいる。ただ、ゴチャゴチャしている、というよりは、溶け合って、一つになっていて、技法をたくさん使っています、という感じはしなくて、こういう印象を実現するために、というのが冷静さとともに使われている感じがして、好感が持てた。また見たい。
(2014年の時の記録です。多少の加筆・修正をしています)。
「TOKYO POPから始まる:日本現代美術1996-2021」