2012年10月1日。
ギャラリーのはしご。中野ブローウエイから、新中野駅まで意外と遠く、それで少し疲労したが、地下鉄に乗ったら、新宿3丁目はけっこう近かった。もう3度目くらいのこの画廊。
入り口付近での出展者とその知り合いの会話。これから、どうなるか分からないが、でも、どうすればいいのか、という若い人間だけが似合う話をしていた。
奥が、「大人として最低限度のマナー」。ブルーシートで入り口がふさがれ、テープもはってあって、でも、中では展覧会がやっていた。赤いペンキとか、人毛らしきものがちらかっていたり、少し気持ちが悪いという空間になっていて、そういう傾向の作品が並んでいた。
もんだみなころさんの作品は、「あなたといたいよ」のさらに新作、という感じで、ぶれがなかった。それっぽい。のではなく、ただ本気で描いているということなのだろうと思う。こういう展示方法も、そのうちに古く感じるのだろうな、と思いながらも、こうして作品を作っている人達が、ホントに何人が、ずっと作り続けるのだろう、とも思う。入り口付近では、同じ若い2人がおそらく同じような話を続けていた。
(2012年の時の記録です。多少の加筆・修正をしています)。