2019年3月30日。
招待券が来たこともあったし、妻と一緒に出かける。
損保ジャパンのビルの隣が工事中で、ここに本当に美術館を建設していることを知り、それでもちょっとうれしくもなった。静かなビルに入って、無料でコインも必要がないロッカーを使ってエレベーターに乗って、着いた。
優秀賞の奥田文子の作品を見て、すぐに別の作家を思い出す。丸山直文。樹々のこもれびを表現した描き方が、そっくりだった。パクリと言われてもしかたがないのではないか。そして、他の作品にも、3点ほど、岡崎乾二郎の抽象画みたいにみえた。気にし過ぎかもしれないが、どうしてなのか、とも思う。
一点だけ選んで、観客として投票するので、No.60。森山龍爾。ピンクが強くて、違う抽象を目指しているような気がして、入れた。
(2019年の時の記録です。多少の加筆・修正をしています)。