アート観客   since 1996

1996年からアートを観客として見てきました。その記録を書いていきたいと思います。

仁木悦子の肖像。2019.4.20~9.23。世田谷文学館 1F展示室。

仁木悦子の肖像。2019.4.20~9.23。世田谷文学館 1F展示室。

 

2019年8月29日。

 文学者の展覧会は、不思議といえば不思議に見える。

 手書きの原稿が展示され、初版本なども並ぶ。

 本当は、その作品を読むのが、たぶんもっとも正当的な「鑑賞」のはずだけど、ただ、今は「手書きの原稿」自体がなくなりつつあるから、今後のこうした展覧会は、どうなるのだろう、などと思う。

 

 

「1928年東京生まれ、本名は大井三重子。4歳で胸椎カリエスを患い寝たきりになる。独学で学び、童話作家として活動を始めた数年後、推理小説を執筆するようになる。57年、初めての長編『猫は知っていた』で江戸川乱歩賞を受賞。以後、推理小説ペンネームの仁木悦子名義で発表した。58年から約2年間にわたる複数回の手術とリハビリを経て、車椅子での生活が可能になる。退院後は夫とともに世田谷・砧の家に暮らした」。(リーフレットより)。

 

 

 

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