アート観客   since 1996

1996年からアートを観客として見てきました。その記録を書いていきたいと思います。

青山ぴゅー多 もんだみなころ 二人展。2014.3.21~26。新宿眼科画郎。

青山ぴゅー多 もんだみなころ 二人展。2014.3.21~26。新宿眼科画郎。

2014年3月24日。

 GEISAIで知り合いになったもんださんの個展。結婚した男性との二人展で、それも本人からわざわざ手紙をもらっていたから、会期が1週間くらいで、この日だけが妻と出かけられる日だった。

 

 新宿3丁目まではまっすぐ行けるから、この画廊が少し近くなった。個展会場は、少し臭いがしたのが、ブルーシートに塗料が塗ってあって、乾いていないせいかもしれない。もんださんの絵は、一律3000円で売っていた。紙にさらっと描いていても、色をきちんと塗っていても同じ値段。それで、様々な絵が描いてあって、毎日のように描いているんだろうな、と思って、それもまた膨大な数の絵を描いているのだろう、と想像させるような感じで、壁1面でなく、2面に描いてあった。

 

 生活が充実しているというか、夫への信頼感が高いのだろうな、ということが強く伝わってくるような絵ばかりだった。たくさん貼ってある紙の中に「画家宣言」というのがあって文字ばかりで、私は生活すべてを画家として描く、みたいな文があって、それは、奈良美智の展覧会を見ても、自分の絵のほうがいけてる、みたいなことを思っている、と正直に書いてあって、それに妻は感心していた。

 

 ずっと描き続けている。GEISAIで初めて作品を見たのが2009年の秋だった。その頃からずっと描いて、というより、それ以前よりずっと描き続けているのだから、もう何枚描いているのだろう。知り合ってからでも、5年がたつ。自分は状況が変わったようで、何も変わっていない。もんださんは結婚もして、大きく変化している。なんだかすごい。

 

 

 

「新宿眼科画廊」

 https://www.gankagarou.com/show-item/201403pyuta_minakoro/ 

 

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