アート観客   since 1996

1996年からアートを観客として見てきました。その記録を書いていきたいと思います。

内堀麻美 展『さじかげん』。2014.6.14~7.1。Hasu no hana。

内堀麻美 展『さじかげん』。2014.6.14~7.1。Hasu no hana。

 

 自分の中で、勝手に「1・5倍の法則」と呼んでいることがある。

 小さい頃、見ていた「もの」を、大人になってから見ると、すごく小さかったり、貧相に感じることがある。

 

 だから、もしも、大人になって、子どもの時と同じような印象を受けるとしたら、その「もの」は、少し大きかったり、少し豪華になっている必要があると思って、その倍率が「1・5倍」だと思うようになった。

 

 内堀麻美の作品も、そういう「もの」の上に、手作業が加わっている。

 いろいろなことを、思った。

 

 

『美術作家、内堀麻美は、「工業製品」を1・5倍の大きさにした木彫作品を発表しています。それは、人のイメージにあるモノの大きさだそうです。作り替えられたそのモノは〝作品〟として違和感と存在感を増し、また、日常の中で「工業製品」として再開したとき、我々は何を感じるでしょうか。日常に潜む美術の可能性を探しにいらしてください』。(D Mより)。

 

 

 

 

「日用品を掘り続ける彫刻絵画作家・内堀麻美」(マニアインタビュー)

https://maniafesta.jp/uchibori-interview/

 

 

「Hasu no hana」ホームページ

https://www.hasunohana.net

 

 

「現代美術史」山本浩貴 

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