いつにも増して、静かな空間になっていた。
少し気持ちが落ち着くというか、立ち止まるような感覚になる。
「ある1つの死をきっかけに、1998年より松下は第二の皮膚としてパラフィンの衣服を表現するようになりました。それらを纏った女性が登場するドローイングや映像は代表作のひとつです。
本展では同作品そのものをインスタレーションする2回目の機会となります。音やドローイングと合わせた大規模な構成を予定しています。静かな佇まいの中に、生のエネルギーを感じることでしょう」(DMより)。
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『現代アートとは何か』 小崎哲哉