
2025年11月1日。
https://www.joshibi.ac.jp/joshibi-news/event/3501
青山のスパイラル、という都会の場所の代表のようなところで、女子美の展覧会をすることを知った。しかも、約1週間という限られた期間だった。
飯山由貴と、サエボーグが女子美出身ということを意識したことはなかったが、どちらもずっと気になるし、ずっとシリアスな作風で、独自で、切実であることは変わらない印象がある。
サエボーグは、パフォーマンスを、この日も淡々と繰り広げていて、いつも、目を背けたくなるような思いと、もっと見たい気持ちと、その動きによっては、そばで見ていられないような印象にもなる。それだけ、強い作品なのだと思う。
飯山由貴は、今回も世の中の暴力についての展示になっていて、それは、普段、特に男性は意識できていない性暴力に関するワークショップもあり、それには参加できた。いつも、この作家には見えにくいもの(というよりは見ないようにしてきたこと)を明らかにする勇気と覚悟を感じる。
『繁殖する庭プロジェクト(小宮りさ麻吏奈+鈴木千尋)』については、失礼だけど、全く知らなかったが、その映像作品には、さまざまな制約の残酷さを意識しないで済んでいるのは、自分がマジョリティ側にいるのだということも改めて気がつかされ、切実さが伝わってくる映像が続いたので、30分以上はある作品も全部見てしまった。
この青山という場所で、すごく硬質な印象を残す展覧会を開いたことは、これまで個人的に持っていた女子美のイメージと、完全に重なるものだった。