
2025年11月8日。
東京駅からも歩いて行ける距離。アーティゾン美術館の隣の、TODA BUILDINGは、1階のロビーから作品があり、2階にも展示されているが、3階にはギャラリーが4ヶ所もあり、ギャラリーコンプレックスと名付けられている。
それは、映画館がいくつもあるシネコンのような表現なのだと思うが、こうして近距離ギャラリーがいくつもあるのは、観客としてはありがたい。
その中の一つ「KOSAKU KANECHIKA」。
https://kosakukanechika.com/exhibition/obsession/
ギャラリーの外から、作品が見える。人の顔を描いている絵画なのはわかる。人物画の歴史は、とても古いのは、それほど詳しくなくてもわかるし、個人的にも気がついたら、かなりの数の人物画を見てきているはずだ。
それでも、その人物を描いた作品には、ひきつけられるものがあったのは、やっぱり人間は、人間に対して、(特に顔に関して)もっとも興味がある、というような感覚があるせいだろうが、それだけではなく、この展覧会のステートメントにあるように、人が手を使って描いたから、とても安直な表現になってしまうかもしれないが、思いがこもっているから、ということではないか、とも思った。
その題材も自画像を含めて、個人的でありながら、普遍性を持つ、といった平凡な表現かもしれないが、そんな言葉も思い出した。
ただ、もっとシンプルに、絵に力がある、ということなのかもしれない、とも感じた。