(『生きるアート 折元立身』 深川雅文 著)
自分が介護だけをしていた2000年の頃、アーティスト自身の介護をテーマにした作品を、今はなくなってしまった原美術館で見て、折本立身という名前を知った。
すごいことだとも思ったし、それ以来、ずっと気になっていた。
その後も、川崎での展覧会を見に行ったのは、2016年だったのだけど、自分の中では、すでにずっとメジャーなアーティストだったのだけど、今回の『生きるアート』を読んで、日本国内の評価が定まったのは、この頃で、折元自身は、すでに70歳になっていたことを、初めて知った。
さらには、「パン人間」という代表作も、そこに至るまでの試行錯誤や、国によっては強い拒絶にあったりしたことも、この『生きるアート』を読まなければ、知らないままだった。
2024年、折元が78歳で、亡くなった年に、この本は出版されたのだけど、こうした記録がなければ、とても長い時間をかけて、介護もそうだけど、人生そのものを作品にした人だということも、この書籍を読まないと、わからないままだった、と思う。
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