
2025年11月8日。
いくつものギャラリーが並んでいる。
その中の一つ。小山登美夫ギャラリーは、食糧ビルにあったときから、細々とだけど、その展示を見てきた。
今は、他にも何ヶ所かあるが、今回の伊藤慶二という人は、恥ずかしながら、知らなかった。今年、90歳を迎える作家だから、長く活動してきたはずなのに、その作品を見た記憶がない。というよりも、知らずに見ている可能性もあるかもしれないが、何しろ、自分にとっては、初めての作家で、作品だった。
陶の作品が、良かった。ただ素朴であるはずもないが、でも、すっと自然にあって、だけど古臭くもなく、新鮮な感じがする。
なんだかすごい。
年齢のことばかりを言うのは失礼だとは思うけれど、90歳の作品だと思うと、未来も少し明るく思えるが、でも、これは長い蓄積があってのことだとも同時に感じる。
絵画が、思ったよりもよかった。伝統的な絵画ではなく、かといって新しさとも違うのだけど、新鮮な印象があった。
これも、それほど昔の作品でないらしく、すると、80歳を越えてからの絵画ということになると、やっぱりすごい。
陶にしても、絵画にしても、ほとんど誰もいないから、そこにしばらくたたずむように、しばらく見ていたい作品だった。
https://tomiokoyamagallery.com/exhibitions/keijiito2025/
(「小山登美夫ギャラリー」サイト)