アート観客   since 1996

1996年からアートを観客として見てきました。その記録を書いていきたいと思います。

アニー・モリス & イドリス・カーン A Petal Silently Falls – ひとひらの音。2025.10.29~12.26。KOTARO NUKAGA。

2025年12月13日。

 https://kotaronukaga.com/exhibition/annie_morris_idris_khan/

 (「KOTARO NUKAGA」)

 天王洲にあるギャラリー。

 初めて入った。広く、天井も高い。

 

 アニー・モリスとイドリス・カーンの2人の展覧会なのだが、どうしてもモリスの立体の方が気になってしまった。

 いくつかの、さまざまな色の球体が重なっている。

 ただ、それだけといえば、それだけなのだが、何度見ても、(といっても短い時間に過ぎないけれど)、また見たくなるような気がする。

 色は、「インターナショナルクラインブルーでは」と思ったりもする球体もあるが、他の色も、強めの発色と、何より、その球体が不完全で、人の手によって作られた感じと、積み上げられた球体のバランスが微妙に不安定で、動きそうにも感じ、それでずっと見てしまうのだと思う。

 照明も繊細で、作品の魅力をきちんと際立たせてくれているように見える。

 とてもシンプルな要素なのに、どうしてこんなに、つい見つめてしまう作品になっているのだろう。

 立体には、まだ可能性があるのではないか。そんなことまで考えさせてくれた。