
2025年12月20日。
ホンマタカシ、という写真家に対しては、見る側の思い込みに過ぎないのだけど、21世紀に入った頃に、初めて作品に接した時の印象が続いている。
それは、新しい作品を撮り続ける「若手」というもので、でも、もう20年も経っているのだから、大御所のような存在にもなっているし、この年月の中で、誰もがたくさんの写真を撮影する時代になっている中で、プロの写真家としてあり続けるのが、とても大変そうなのに、今も、個展も開いているのは、やっぱりすごいと思う。
2025年のホンマタカシ。というタイトルでの個展。
そこに展示してある写真は、見ていくと、どこか生々しく、それでいて、なんだかカッコよくも思えてくる。
戦略的な写真家だとずっと思ってきたのだけど、これだけ長い年月、撮影を続けて、それが仕事としても、作品としても成り立たさせるのは、それだけではない要素があるはずだった。
勝手に「若手」などと思っているのだけど、最近のホンマタカシの姿を写真などで見ると、髪は白くなり、年齢を重ねたのは事実だけど、作品は老いていないと思った。
ちょっと新鮮な気持ちにもなれた。
(「TARO NASU」)