アート観客   since 1996

1996年からアートを観客として見てきました。その記録を書いていきたいと思います。

東アジアの夢。2014.8.1~11.3。2022.10.12。BankART Studio NYK 。ヨコハマトリエンナーレ2014②。

東アジアの夢。2014.8.1~11.3。2022.10.12。BankART Studio NYKヨコハマトリエンナーレ2014②。

2014年8月19日。

 駅で降りて、久しぶりにアートを見ることになった。横浜トリエンナーレがもう始まっていて、2001年の1回目から全部一応見ていて、最初は介護生活に入ったばかりで、その中で、トリエンナーレというのを横浜でやる、という事、そしてその時は電車からでも見えるホテルの壁面に大きなバッタがあったりと、気持ちをすごく上に支えてくれるものであった。それから、2回目がかなりよくて、ただ3年に一回でないので、トリエンナーレではないのでは、とか、前回のトリエンナーレで終わりかも、と思っていたし、何かしら少し熱が下がっていて、ただ、久しぶりに行ったバンクアートという場所。この前は、川俣正の作品展を見に来て、ボートまで乗ったのが、もう1年以上前で、ということを、この場所に来て思い出して、そして、この会場だけだと1000円で、トリエンナーレも含めて2400円で、しかも、この会場は何回も来れる、ということを聞いて、そのチケットも買った。

 

 会場を回って、たとえば岡崎乾二郎のきっちりとした作品、ある意味では狭量といってもいいような物体があったりして、ああアートだ、というような気持ちになり、あとはオイルを使ったにおいもたちこめているようなものがあって、気持ちの少し深いところが少し揺れるような、整うような、そんな気持ちになって、ああやっぱりアートは必要だ、と思ったりもして、短い時間しかとれなかったけれど、見てよかった、と素直に思えた。

 

 

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