アート観客   since 1996

1996年からアートを観客として見てきました。その記録を書いていきたいと思います。

1996年

ジョー ・ケイスリー・ヘイフォード展。「THROUGH THE AGES」。1996.9.26~30。SPACE EDGE。

ジョー・ ケイスリー・ヘイフォード展。「THROUGH THE AGES」。1996.9.26~30。SPACE EDGE。 1996年9月30日。 『本展は、彼の衣服の創造を支えるインスピレーションの世界を、アーティスト吉原悠博とのコラボレーションにより、過去から未来までという…

大岩オスカール幸男展 “New Works”。1996.9.19~10.19。第一生命南ギャラリー。

大岩オスカール幸男展 “New Works”。1996.9.19~10.19。第一生命南ギャラリー。 1996年10月18日。 とても、真面目な作品に思えた。

アウグスト・ザンダー。1996.7。

この記録は、確かに1996年に書いたのだけど、本当に、この年に見たのか、ワタリウムに行ったのか、後になってみると、自分でも、定かでなくなっている。 テレビを見ていたら、気になっていた写真家がしゃべっていた。 昔の写真家のことを話していた。 そ…

「風景との対話」。1996.7.6~9.23。静岡県立美術館。

「風景との対話」。1996.7.6~9.23。静岡県立美術館。 出張で、サッカーのトレーニングの取材に行った。ある強豪高校の朝練と午後の練習の間にかなりの時間があり、その時にホテルから歩いて電車に乗り、二つ目の駅で降りて歩いて15分。静岡県立美術館に寄…

第1回新世代CI展「ユウ北川VS 太田岳」。1996.11.5~11.29。Creation Gallery G8。

第1回新世代CI展「ユウ北川VS 太田岳」。1996.11.5~11.29。Creation Gallery G8。 あっという間に聞かれなくなった言葉の一つにメセナがある。企業が利益だけでなく文化の支援をしなくてはならない、といったことのようだったが、いつの間にか目にしなくな…

「日比野克彦 伝言ゲーム」。1996.10.11~11.9。スカイドアアートプレイス青山。

「日比野克彦 伝言ゲーム」。1996.10.11~11.9。 スカイドアアートプレイス青山。 1996年10月。 『ぴあ』の特集で「世紀末におもろいアートが炸裂!」というのがあった。明和電機。会田誠。鳥光桃代。開発好明。曽根裕。笠原出。カワイ麻弓。村上隆。野…

「北大路魯山人 展」。1996.10.5~11.24。東京都庭園美術館。

「北大路魯山人 展」。1996.10.5~11.24。 東京都庭園美術館。 1996年。 北大路魯山人。 目黒の庭園美術館は静かできれいで人が少ないと落ち着いて好きな場所だ。 ただ、今回は結構混んでいた。中年男性がたくさん来ていた。 昔の茶碗などを『本歌取り』…

「ル・コルビジェ展」。1996.10.10~11.24。セゾン美術館。

「ル・コルビジェ展」。1996.10.10~11.24。 セゾン美術館。 1996年11月13日。 最初は、またテレビだった。 幻想的という言葉はあまり使いたくないが、まずそんな印象を受ける建物が映っていた。気持ちのいい暗さが広がる空間に物凄く計算されている…

ジョージ・シーガル展−凍結された日常の記憶。−。1996.10.1~11.4。静岡県立美術館。

ジョージ・シーガル展−凍結された日常の記憶。−。1996.10.1~11.4。静岡県立美術館。 1996年10月。 サッカーの合宿の取材で静岡へ行く。午前と午後、二回の練習。その間が約3〜4時間。だいたいが街から遠くて、クルマがなければそこの、例えばホテル…

エンツォ・クッキ。1996.4.27~5.26。セゾン美術館。

エンツォ・クッキ。1996.4.27~5.26。 セゾン美術館。 1996年5月。 平塚美術館で「tokyo pop」を見て以来、急にアートというものに興味を持ち、それまで目に入らなかった駅のポスターまで気になるようになった。 写実的じゃないのに、妙に生々し…

「平川典俊 社会の窓」。1996.7.19~8.18。ギンザ・コマツ4F AMUSER(アミュゼ)。

「平川典俊 社会の窓」。1996.7.19~8.18。ギンザ・コマツ4F AMUSER(アミュゼ)。 1996年7月26日。 テレビ受像機が薄暗い空間の中で少し美しい距離をあけて何台も並んでいる。何もしなければ、ただそれだけのことだ。一台、一台に少しだけスポットラ…

「1953年 ライトアップ 新しい戦後美術像が見えてきた」。1996.6.8~7.21。目黒区美術館。

「1953年 ライトアップ 新しい戦後美術像が見えてきた」。1996.6.8~7.21。目黒区美術館。 1996年6月。 たぶん屈折した興味だろうが、「1953年ライトアップ展」のこんな言い方で、見にいこうと思ってしまった。 『戦後美術の流れの中で、何も重…

「アトピック・サイト」。1996.8.1~8.25。東京ビッグサイト。

「アトピック・サイト」。1996.8.1~8.25。東京ビッグサイト。 1996年8月19日。 友人の親子と一緒に初めてゆりかもめに乗って、東京ビッグサイトへ向かう。とても遅い電車だが、レインボーブリッジもぐるぐる回ってから渡っていくことも、観光気分が盛…

「倉俣史朗の世界」。1996.629~9.23。原美術館。

「倉俣史朗の世界」。1996.629~9.23。原美術館。 1996年6月。 昔、一度くらいは行ったことあるはずなのに、ほとんど覚えていなかった。品川の原美術館。今回は、その記憶と重ならないくらい新鮮で印象がよかった。初めて来たような気持ちだった。こじん…

「村上隆 展  727」。1996.10.12~11.10。小山登美夫ギャラリー。

「村上隆 展 727」。1996.10.12~11.10。 小山登美夫ギャラリー。 1996年10月。 初めてちゃんと作品を見てから、半年もたっていないのに、気がつかないうちに、彼の作ったキャラクターであるDOB君を憶えてしまっていた。 ビートたけしと村上隆が…

「会田誠 展」。1996.6.24〜6.29 。ギャラリーなつか。

「会田誠 展」。1996.6.24〜6.29 。ギャラリーなつか。 1996年6月 平塚市美術館に行って急にアートが身近になって、会田誠に興味を持って、初めて銀座の画廊というものに出かけた。こんなところにあるの?というような細いビルの中のエレベーターに乗っ…

「1956―86:時代の鏡 アンディ・ウォーホル」。1996.4.17~6.23。東京都現代美術館。

「1956―86:時代の鏡 アンディ・ウォーホル」。1996.4.17~6.23。東京都現代美術館。 1996年6月12日。 さすがに、ウォーホールという名前は知っていた。だけど、ウォーホルと表記することは知らなかった。 本当に、ただ名前を知ってるだけだった…

「昭和40年会 シナプス画廊」。1996.7.9-7.21 。シナプス画廊(明大前)。

「昭和40年会 シナプス画廊」1996 1996年7月。 「世界で初めてのお座敷画廊」。そんなうたい文句につられて、最寄りの明大駅から歩いて10分かかる場所へ行こうとした。どこにあるか分からないまま、歩いて、住宅街の中にある、古いタイプのいわゆる…

アート観客のはじまり

このところ、アートを見る機会が、ほぼなくなってしまいました。 今の状況では、仕方がないとも思いますが、この20年以上、特に辛い時など、気持ちを支えてもらってきた事実も変わらないと思っています。そして、今振り返ると、ありがたい気持ちにもなりま…