2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧
石塚公昭個展 ピクトリアリズムⅡ。2015.4.25~5.9。Hasu no hana。 人形を製作するところから始め、しかも、その人形自体が、まるで、こういう人なんだろうな、というような仕上がりで、それを撮影し、その世界を作り上げ、しかも、独特の技法での写真。これ…
高橋源一郎×東浩紀 『論壇』はどこにあるのか。ゲンロンカフェ https://genron-cafe.jp/event/20150710/ 2015年7月10日。 介護だけをしていて、人にも会わず、ただその日のその時だけを考えて、母親のことを考えて、病院に通い、最低限の人と会うだけ…
石神照美 陶展『君の気配がここにある‥』。2015.4.5~4.21。Hasu no hana。 ギャラリーの中に、小さな家が並ぶ。 少し丸みがあるシルエット。それで、どれも、微妙に形が違う。 見ていると、欲しくなる。 『旅で訪れた小さな町を歩くような、 裏路地に迷い込…
『鈴木謙介×東浩紀 ―― いま人文知は必要か』。ゲンロンカフェ。 https://genron-cafe.jp/event/20150919/ 2015年9月19日。 ここ2年くらい前から聞くようになった文化系トークラジオ「ライフ」というラジオ番組。最初はぴんと来なかったが、あ、本当…
Shizuho Sato exhibition 「so r ame」。2015.4.5~4.21。Hasu no hana。 断片のような作品。 部分しかないので、さらに全体を想像してしまう。 『鳩時計の小さな木製の鳩は時計の中で そっと生きていて、飛び出す瞬間を待っている。 ―― 幼少期、母親がついた…
コミュニケーション論としての『勉強の哲学』。千葉雅也。ゲンロンカフェ。 https://genron-cafe.jp/event/20170714/ 2017年7月14日。 勉強の哲学、という本が面白くて、ああやっぱりちゃんと勉強もしよう、という気持ちになったせいもあったし、一度…
「ゆめか うつつか まぼろしか」近藤南。2015.3.21-4.1。Hasu no hana. 陶器のようで、もっと未完成で、でも動きがあるので、少し柔らかくさえ、見える。 だから、人の気持ちのようなものを、表現できるのかもしれない、などと思った。 『近藤南は、ドローイ…
初めて買ったレコードは、ボブ・ディランだった。 それから、長い年月のあと、初めてライブを見ようと思って、2020年の時のチケットを、思い切って購入したら、コロナ禍で来日が中止になった。 そのこと自体を忘れそうになっていた2023年になって、…
「MIRRORS」 Nami Hirao Exhibition 。2015.3.8~3.18。Hasu no hana。 鏡は、のぞき込めば、自分が映る。 斜めから見ると、あちら側が見える。 こういう時に、例えば、左右逆に映ることとか、やっぱり不思議に思ったりもする。 「日常の中で自身を写し出すも…
開沼博×西田亮介。『若者が働けない社会』 https://genron-cafe.jp/event/20140911/ 2014年9月11日。 開沼氏は、修士論文を元にした福島原発の本を読んで、この人学者で、こんなに書けるんだ、と驚きと共に、筋が通ったことでもあり、こういうことを…
原汐莉展 “I don’t know”を缶詰に詰めてみた。2015.2.16~3.4。Hasu no hana。 缶詰が並ぶ。小さいようで、そこで広がる気持ちのようなものを少し思い出す。 「思春期のころ賞味期限ギリギリのかんぱんの缶詰を 思いっきり壁に投げつけた。缶詰は大きくへこん…
映画『シン・仮面ライダー』。2023.4.6。109シネマズ川崎。 かなり前から、気になっていた。 『シン・ゴジラ』があって、『シン・ウルトラマン』があって、それは、昔の、その映画や映像を知っている人間にとっても、見てよかったと思える作品だったから、『…
『冬の鸚鵡たち』colorful winter market。2015.2.6~14。Hasu no hana。 時々、このギャラリーは、マーケットのようになる。 ただ、それは、少なくとも、この街では見ないような光景になる。 新鮮だった。 「ピアス、イヤリング、ブローチ、リング、アームウ…
文化系トークラジオ Life トークイベント 「学びたいあなたのための哲学入門教室」 https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Shinjuku-Main-Store/20181017120006.html 2018年11月4日。 たぶん、初めて行く紀伊國屋本店。 トイレに寄って、出たら、さっ…
山本彌展『境殻展―kyoukakuten―』。2015.1.10〜2.2。Hasu no hana。 そこに球根を立体にしている作品がある。 フェルトでできているので、柔かいはずなのに、どこか硬い印象があるのは、その作品の密度が高い、ということなのだろうか。 「山本彌は植物やキ…
「もらとりあむタマ子」サイト https://www.bitters.co.jp/tamako/ 2013年1月6日。 年末年始にラジオの宇田丸さんの番組を聞いてから、見たいな、と思い続けいていた。最初に、妻に話をしたときには、まったく興味を持ってくれず、だけど、再び予告編…
NIKUTAI NO UMI。2014.12.6~12.27。Hasu no hana。 コスチュームが並んでいる。 元々は古い木造だったけれど、そこをギャラリーにしていて、その気配と、なじんでいるようにも感じる。 「アーティスArari Uragamiは、ろうけつ染めとキルティングのテクニック…
「美術手帖」サイト https://bijutsutecho.com 1996年に急にアートに興味を持ち、『美術手帖』という専門誌も時々買うようになり、そこで「芸術評論」を募集しているのを知り、初めて応募したのが、第12回の2003年だった。まるで、村上隆と奈良美…
『メキシコのテーブルまわり』。2014.11.28-12.2。Hasu no hana。 雑貨が並ぶ。 ただ、いつも見ているものとは、やっぱり違う。 「カラフルなイメージの強いメキシコの雑貨。 しかし、人びとが暮らしの中で使っているものは、 意外と素朴でシンプルです。 メ…
2016年8月2日。 以前、近所にあって、時々通っていたカフェが代官山に移り、時々、連絡をもらったりして、その女性のパートナーが演劇をしていて、たまに誘われて、ずいぶんと前に一度行った。それは小さな地下の演劇の空間で、こんなところにあるのか…
「大日本人」作品データベース https://www.shochiku.co.jp/cinema/database/04660/ 2007年7月16日。 本当に久しぶりに映画を見にいく。 3月に奈良のドキュメンタリーを見て以来で、あの時は母は生きていた。「大日本人」のコマーシャルを盛大にやっ…
三田健志 Explore on the contour line。2014.11.15~25。Hasu no hana。 不思議な写真が並んでいる。 『美術家 三田健志は世界各地から収集した写真を出力し、それを手で歪めたものを再び撮影しながら「誰の」と名指しすることのできない旅を綴る。そこに写…
2014年9月1日。 もう3ヶ月も前になったけど、ホドロフスキーという映画監督の映画を見て、その変さみたいなものに驚いたり、すごいと思ったり、と初めて見て思って、だけど、考えたらこれが1970年代初期にあったら、そりゃすごいと言われるだろう…
長坂絵夢展 border 。2014.11.4~12。Hasu no hana。 金属の質感というものが、気になるというよりも、魅力的に見える。 「工芸学科出身の長坂絵夢は、工芸というジャンルから 現代アートへのアプローチに関心があり、 鉄を用いてその性質に寄り添った平面作…
映画『エンディングノート』 オフィシャルサイト https://www.bitters.co.jp/endingnote/about/index.html 2011年12月24日。 ジャック&ベティは、繁華街の中にある映画館のはずだったが、1991年にキレイになり、ミニシアターとして再出発してい…