2014年
amzn.to 小学生の頃、中部地方に住んでいた。 そのとき、何度か家族でドライブで行った場所が、『桃太郎神社』だった。 そこに犬、キジ、猿、桃太郎、だけではなく、鬼の銅像もあったが、それが不思議な佇まいだったのは印象に残っている。 それから、何十年…
「美術手帖」サイト https://bijutsutecho.com 1996年に急にアートに興味を持ち、『美術手帖』という専門誌も時々買うようになり、そこで「芸術評論」を募集しているのを知り、初めて応募したのが、第12回の2003年だった。まるで、村上隆と奈良美…
『宮台真司×東浩紀。ニッポンの展望2015。ゲンロンカフェ』 https://genron-cafe.jp/event/20141225/ 2014年12月25日。 二人の対談の企画は2ヶ月くらい前にチケットが発売されたが、わりとすぐに買ったのに売り切れも早く、120枚が完売した、と…
「アレハンドロ・ホドロフスキー」 https://eiga.com/person/13774/ 2014年7月1日。 この前も、キネカ大森に行ったばかりだったけど、そして、そこでどう生きていくか、みたいな事を感じさせてくれたりもして、気持ちがただ軽くなる、ということもなか…
映画『野のなななのか』。 https://eiga.com/movie/79847/ 2014年6月9日。 そんなきれいごとだけじゃ、何も現実化しない。大林監督の発言をあちこちで聞くたびに、そんな事を思っていたが、「この空の花」を2年前に見た時に、本当に申し訳ない気持ち…
開沼博×西田亮介。『若者が働けない社会』 https://genron-cafe.jp/event/20140911/ 2014年9月11日。 開沼氏は、修士論文を元にした福島原発の本を読んで、この人学者で、こんなに書けるんだ、と驚きと共に、筋が通ったことでもあり、こういうことを…
NIKUTAI NO UMI。2014.12.6~12.27。Hasu no hana。 コスチュームが並んでいる。 元々は古い木造だったけれど、そこをギャラリーにしていて、その気配と、なじんでいるようにも感じる。 「アーティスArari Uragamiは、ろうけつ染めとキルティングのテクニック…
『メキシコのテーブルまわり』。2014.11.28-12.2。Hasu no hana。 雑貨が並ぶ。 ただ、いつも見ているものとは、やっぱり違う。 「カラフルなイメージの強いメキシコの雑貨。 しかし、人びとが暮らしの中で使っているものは、 意外と素朴でシンプルです。 メ…
三田健志 Explore on the contour line。2014.11.15~25。Hasu no hana。 不思議な写真が並んでいる。 『美術家 三田健志は世界各地から収集した写真を出力し、それを手で歪めたものを再び撮影しながら「誰の」と名指しすることのできない旅を綴る。そこに写…
2014年9月1日。 もう3ヶ月も前になったけど、ホドロフスキーという映画監督の映画を見て、その変さみたいなものに驚いたり、すごいと思ったり、と初めて見て思って、だけど、考えたらこれが1970年代初期にあったら、そりゃすごいと言われるだろう…
長坂絵夢展 border 。2014.11.4~12。Hasu no hana。 金属の質感というものが、気になるというよりも、魅力的に見える。 「工芸学科出身の長坂絵夢は、工芸というジャンルから 現代アートへのアプローチに関心があり、 鉄を用いてその性質に寄り添った平面作…
松下誠子展『赦された庭』。2014.10.11~11.2。Hasu no hana。 いつにも増して、静かな空間になっていた。 少し気持ちが落ち着くというか、立ち止まるような感覚になる。 「ある1つの死をきっかけに、1998年より松下は第二の皮膚としてパラフィンの衣服…
モダン藝術写真展。2014.9.15~10.7。Hasu no hana。 4人の写真展。 それも昔の方法を使っている、という共通点。 「大正から昭和初期に盛んだった写真の印画法を用い、自由な表現を追求した4人の写真家の展覧会を開催いたします。 印画を手で行うこれらの…
柵木愛子「あなたの世界にも誰かが宿る」。2014.8.30~9.12。Hasu no hana。 とても、カラフルな世界になっていた。 「美術家 柵木愛子のカラフルでおもちゃ箱を覗いているような作品は、大量生産されたプラスチック製品を素材にしており、既製品のもつ工業的…
奪衣婆写真展 地獄のファーストレディ。2014.8.23~27。Hasu no hana。 お寺のお堂には、「奪衣婆」という像の存在がある。奪衣婆とは、三途の川の畔にいて、亡者を待ち受けていると言われる。 (長野県松本市 「牛伏寺」) https://www.city.matsumoto.nagan…
Neo Recycle Market 。2014.8.2~12。Hasu no hana。 ギャラリーが、マーケットになっていた。 どれも魅力的だった。 そして、同時にアートの作品でもあった。 『レジ袋、段ボール、食品パッケージ。それぞれ“包装”という役割を終え、そこから始まる あたらし…
柔らかく、形も変えて、外側との境界があいまいに感じることさえある。 それが、布という材料を使った作品は、そんな印象を抱くことが多い。 そんなことを思った。 『花・火山地帯・イソギンチャク・クラゲ。 楽園のように華やかに存在しながら 獲物を待つ彼…
内堀麻美 展『さじかげん』。2014.6.14~7.1。Hasu no hana。 自分の中で、勝手に「1・5倍の法則」と呼んでいることがある。 小さい頃、見ていた「もの」を、大人になってから見ると、すごく小さかったり、貧相に感じることがある。 だから、もしも、大人に…
Hasu no hana BOOK WEEK 「鵜の森文庫」。2014.5.24~6.11。Hasu no hana。 普段、企画ギャラリーで作品が展示されているが、今回は、本を中心に展示されていた。 「2014年、鵜の木にあった本屋が閉店しました。 古本屋を除くと、この町では唯一の本屋で…
立原真理子展 『とおくの庭』。2014.4.5~23。Hasu no hana。 植物を描いている、というのではなく、「庭」を描くのは、眺めている視点が入っていて、それは生活の中にある、という身近さ、だけではなく、人間との関係みたいなものまで考えた。 網戸や蚊帳に…
伊佐治 雄悟 展「China Syndrome」。2014.3.17~4.1。Hasu no hana。 身の回りにあるものを使って作品をつくる。 誰もが一度は思いつくのだけど、それで、「作品」にするのは難しい。 そんなことを思った。 『ありふれた、どちらかというとチープな日常品を用…
「愛の渦」東映ビデオオフィシャルサイト https://www.toei-video.co.jp/catalog/bstd03737/ 2014年3月18日。 人に会った帰りだった。なんだかもやもやして、映画を見て帰ろうと思った。 乱交パーティーがテーマ。 始まったら、予想と違っていた。 た…
新垣美奈展「Lightx,Windows,Darkness at Night」。2014.2.17~3.14。Hasu no hana。 夜の窓。 それも集合住宅の灯りを丁寧に描いている。 そこに生活があることを想像させる、柔らかい印象がある。 そういう豊かさを感じる。 『夜に浮かぶ光は、生きているも…
斉藤圭太展『水をなぞる/うつろい時間』。2014.2.8~2.15。Hasu no hana。 水の景色というのは、これまでも数限りなく見てきた記憶がある。 だけど、同じようで、似たものにならないような気がする。 「現実に存在する最も身近な境目として、 水をモチーフに…
「gaku寄り道 展」。2014.2.1~5。Hasu no hana。 雑貨店という名前におさまるのではなく、古道具と手仕事の店、という表現をしていて、その言葉に沿うようなモノが、ギャラリーに並んでいる。どこか、重みのような感覚は伝わってくるし、その店を支える店主…
映画「ゼロ・グラビティ」youtube https://www.youtube.com/playlist?list=PLizFMbnOjAaXqTL_EKmLQLhNCydq6NDzA 2014年2月26日。 ライムスターの宇多丸氏が、ラジオで、今、この時代に見たほうがいい、それもアイマックスという今の時点で最高の3D…
「VHSテープを巻き戻せ!」ホームページ https://www.uplink.co.jp/vhs/ 2014年8月25日。 チラシには、テープの着ぐるみを来た男性。VHSテープは、すでにマニアックに語られるものなんだ、という時間の流れみたいなものを感じて、ツタヤで貸しビデ…
映画「リアリティのダンス」。監督:アレハンドロ・ホドロフスキー。2014.12.20~26。早稲田松竹。 2014年12月21日。 去年、この監督の存在を知った。もう40年前に一部で熱狂的な支持を受けた映画を作った人だということも去年知った。少しでも映画…
映画「ホドロフキーのDUNE」。監督:フランク・パヴィッチ。2014.12.20~26。早稲田松竹。 2014年12月21日。 「デューン」という未完の映画に関するドキュメンタリー映画。 期待していたが、人がしゃべって、が繰り返されると、眠くなった。 どれだけ…
映画「和ちゃんと俺」。2014.2.10。ポレポレ東中野。 2014年2月10日。 テレビでドキュメンタリーをやっていて、それを見て以来、自分も介護をしているから、勝手に少し身近に感じていたのが、「息子介護」で「主役」をしていたフリーライターの野田氏…