2021年
2021年12月22日。 最初の会場から20分弱、バスに乗って、市原湖畔美術館に着いた。 月並みな表現だけど、とてもシャープで、かっこいい建物だった。 さっきまでは、元・小学校の会場で作品を見てきたから、こうした十分に整備された場所で見る作品…
2021年12月22日 初めて小湊鉄道に乗って、上総牛久駅で降りて、そこからバスに乗って、「旧平三小学校」の会場に着いた。 ichihara-artmix.jp テレビで見かけた、今回の目的の作品は、栗真由美というアーティストが制作していた。 家の写真をプリン…
https://amzn.to/4dv8N7x 『何もしない』 ジョニー・オデル 表紙は白く、タイトルが文字としてあるだけで、とてもミニマルな装丁(松田行正)で、それ自体が、「何もしない」をかたちにしているように見えるけれど、でも、当たり前かもしれないけれど、それ…
『水中の哲学者たち』 永井玲衣 https://amzn.to/3YK2Hc2 哲学カフェ。 最初は、怖くもあったのだけど、実際は、自由で誠実な場所であって、だから、考えることの必要性だけでなく、その楽しさも少しわかったような気がする。それは、最初に行った場所に恵ま…
amzn.to 以前から、公共空間の彫刻に関しては、自分が思った以上に気になっていたことを、この本を読んで、改めて分かったし、彫刻は、ずっと公共空間に存在するだけに、やはり重い思惑があることを確認できたような気がした。著者自身が、現代という時代に…
『みんなの現代アート 大衆に媚びを売る方法、あるいはアートがアートであるために』。グレイソン・ベリー https://amzn.to/47aVntL 著者は、1960年生まれ。 2003年に、アート界では重要な賞であるターナー賞を受賞している現役のアーティストでもあ…
是枝裕和。この人の凄さ、というのは分かりにくい。 というよりは、自分自身の見方では捉えられないほど、存在が大きいのかもしれない、と思うようになったのだけど、この本を読んで、ここに至るまでの過程が凄いことを、少しだけ分かったような気がした。 …
「梅津庸一展 ポリネーター」。2021.9.16~2022.1.16。ワタリウム美術館。 2021年12月15日 秋になり、夏には想像もできないくらい感染状況が落ち着いてきて、人にも会えたりもして、そして、年末になって、ワタリウム美術館からいただいた「招待券」…
「川端龍子VS.高橋龍太郎コレクション」会田誠・鴻池朋子・天明屋尚・山口晃。2021.9.4~11.7。大田区立龍子記念館。 2021年10月28日。 地元・東京都大田区に「大田区立龍子記念館」という施設があるのは知っていた。 大田区に20年以上住んでいるのに…
MOTアニュアル2021 「海、リビングルーム、頭蓋骨」2021.7.17〜10.17。東京都現代美術館。 2021年10月14日。 このアニュアルのシリーズは、第1回の1999年から毎年のように見てきて、約20年がたったのだけど、去年、コロナ禍で出かけるのをた…
GENKYO 横尾忠則 [原郷から幻境へ、そして現況は?]。2021.7.17~10.17。東京都現代美術館。 2021年10月14日。 コロナ禍になり、今年の夏は感染者数が増大し、東京都内に住んでいると、とても怖くなり、外出を控える日々が続いた。 これまで、201…
「ここにいるあなたへ」キュンチョメ個展。2021.3.11~4.18。横浜の民家。 2021年4月18日。 ずっと気になっていた展覧会だった。だけど、いろいろと体調が整わず、行けなかった。それであきらめていたら、会期延長になり、そして土曜日に行こうと思っ…