2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧
http://hosakakazushi.com/?cat=8 保坂和志「小説的思考塾」vol.8。2022.9.4。 何度か、この「小説的思考塾」には、参加している。 最初に巣鴨の会場に行った時は、保坂和志という小説家のたたずまいというか、言動が不思議で、でも、だからあの小説を書け…
Masako Kitamura exhibition 摘み草そよぐ葉壜。2017.4.15~22。Hasu no hana。 ビンを再生し、しかも、少し手を加えただけなのに、新しく見える。 そういう小さい花瓶が並んでいる。 『使い終えた壜(びん)を中心に再生利用し、手を加えカタチを変えること…
「平成」の終わりに考える日本思想 大澤聡×片山杜秀。2018.9.28。ゲンロンカフェ。 https://genron-cafe.jp/event/20180928/ 2018年9月28日。 どうしようかと思ったが、片山氏の「近代日本の右翼思想」を読んで、この人と、「教養主義のリハビリテー…
三浦かおり展『フツフツのそれが消えるまで』。2017.5.8~24。Hasu no hana。 日常的な物質というか、素材を使った作品が並び、そういうものを使ったと思えない感じもするけれど、それは、やっぱりアートだと思った。 『三浦かおりは、人、物、場所などが持つ…
『パープルーム大学 絵画をよむ』。平倉圭×梅津庸一。2017.6.7. http://www.watarium.co.jp/exhibition/1706umetsu/index.html 2017年6月7日。 ゲンロンカフェでのトークを見てから、梅津庸一のことは、前よりも気になっていた。ただ、ナルシスティッ…
山本彌 『流響―リュウキョウ』。2017.3.18~26。Hasu no hana。 布を使って、キノコがある。 乾いているはずなのに、湿り気があるように見えるから、すごいのだろうと思う。 『テキスタイルとは何かを模索するうちに、小さな単位の密集でできたものというテー…
滝口悠生×柴崎友香。2017.7.25。SCOOL。 https://scool.jp/event/20170725/ 2017年7月25日。 佐々木敦氏の主催する?スクールと言うか、イベント空間というか、そんな場所らしく、名前だけはすこし聞いたことがあったが、初めて行こうと思ったのは、…
アーティストのブローチ展 vol.2。2017.2.11~25。Hasu no hana。 バッチなどは服につけたり、缶バッチはバッグにつけたりするけれど、ブローチというのは、あまり縁がなかった。だけど、考えたら、実用とは遠いものだし、アーティストがつくるのに適したも…
大宅壮一文庫ノンフィクションフォーラム 武田徹VS.津田大介VS.森健 「フェイクニュース時代のノンフィクション」。2017.9.29。新宿紀ノ国屋ホール。 https://www.kinokuniya.co.jp/c/label/20170727151840.html 2017年9月29日。 確か津田大介ノツイ…
アーサー・ファン 個展「私の日常生活」。2016.12.10~21。Hasu no hana。 卵にラインが描かれている。 それは、記憶が記録されているらしい。 日常のことを作品にしている。 ドローイングも並べられている。 『アーサー・ファンは脳科学の研究員をする傍ら、…
井庭崇×斎藤環『認知症と新たなアプローチ』。 https://genron-cafe.jp/event/20151001/ 2015年10月1日。 オープンダイアローグと、パターンランゲージ。 違う分野の人だけど、自分にとってはとても興味を持っている二人なので、話を聞きに行った。 …
le cocon pop-up store Tokyo 2016 in Gallery Hasu no hana 。2016/11/25-12/05。 牛乳パックを使った白いバッグ。 写真だけで見るよりも、実際に触ると、なめらかで、皮に近い感触。 家でも購入したし、今回は、ワークショップで小物入れも作った。 『沖縄…
amzn.to 大きくて重い本だった。 パラパラとめくる。ファッションの写真が目に入る。 そこには、ちょっと緊張感のある、ピシッとしたビジュアルが並んでいて、普段はあまり目にしたような出来事がそこにあるようで、ちょっと気持ちが覚めるようだった。 少し…
藤田道子 展『formation』。2016.10.1~17。Hasu no hana。 日常的にあるものを使って、そこに大げさでなく、さりげなく手を加えて、さらに、何気なくレイアウトすることによって、空間が少し変わっている。 ここのギャラリーでは二度目の個展だけれども、や…
テレビ番組「日曜美術館」で、白井晟一という建築家のことを初めて知る。 『日曜美術館』(白井晟一) https://www.nhk.jp/p/nichibi/ts/3PGYQN55NP/episode/te/PYQ98GK2QZ/ もちろん、建築界では有名で、だから、私が無知なだけだったのだけど、その番組で…
2016年8月27日。 近所のギャラリーがイベントの企画として、銭湯画を長年描いてきた方が、銭湯の絵をライブペインティングをする、ということで、出かけることにした。午後1時から4時という予定だったから、3時頃行けばいいのかな、と思いながらも…
是枝裕和。この人の凄さ、というのは分かりにくい。 というよりは、自分自身の見方では捉えられないほど、存在が大きいのかもしれない、と思うようになったのだけど、この本を読んで、ここに至るまでの過程が凄いことを、少しだけ分かったような気がした。 …
寺村サチコ展『繰り返さないリピート』。2016.7.23~8.3。Hasu no hana。 布というのは、服も含めて、いつも生活の中にあって、とても身近なものなのに、こうして、作品になると、不思議な気持ちになる。 『寺村は、シルクオーガンジーを用い、絞り染め・型染…
仕事をしている人であれば、締め切りや納期に追われるようなことがまったくない、ということは考えにくい。そして、同時に、こんなことを言われたことがないでしょうか。 「今回は、まずは仕上げることを優先させてください。次にもう少し時間の余裕がある時…
立原真理子展『帳と青』。2016.7.9~19。Hasu no hana。 作品として目の当たりにすると、この場所に風景があることに、納得がいくというか、これまで、どうして誰も気がつかなったのだろうか、といった気持ちになる。 網戸に刺繍糸で、「絵」が描かれている。…
「光と風のモビールスケープ」---小松宏誠+加藤美紗。2023.5.2~6.7。東京都大田区「せせらぎ館」・せせらぎ公園。 2023年5月28日 地元の大田区で「アート・プロジェクト」があって、その企画の一環として、今度は、「光と風のモビールスケープ」とい…
「HOSPITAL ART」vol.2。2016.6.8~22。Hasu no hana。 医療機関にあるアートは、絵画はよく目につく。 ただ、良くも悪くも、無難な場合が多く、この企画のような刺激もあるような作品があると、やっぱりうれしいような気がする。 池田由紀子、佐野陽一、藤田…
「美術手帖」サイト https://bijutsutecho.com 1996年に急にアートに興味を持ち、『美術手帖』という専門誌も時々買うようになり、そこで「芸術評論」を募集しているのを知り、初めて応募したのが、第12回の2003年だった。まるで、村上隆と奈良美…
小方英理子展 「Crossed fingers」。2016,5.21~6.3。Hasu no hana。 人物がウールのセーターを着ている。それも、遭難してもわかるように漁師に着せたと言われる固有の編み方をしていると言われていて、それが、すべて陶器で作られている。 焼き物は、いろい…
『しんぼる』(DVD) https://amzn.to/3qnmbWQ 2009年10月16日。 『大日本人』も見たし、その最後の部分でなんだかな、と思ったけれど、映画の歴史そのものに負けないようにしているんだ、とは思って、そしてそれは未来への可能性にも思えたから、次…
回顧展「望月計男とどうぶつたち。」。2016.4.8~5.1。Hasu no hana。 このギャラリーのオーナーが見出したアーティストで、高齢になってから、かなり広い範囲で注目を浴びるようになりつつある時に、亡くなってしまった。それは、やっぱり、残念で悲しいこと…