2024年
2024年9月28日 以前、来た時に、代々木東口という独特な雰囲気と、そこからすぐの場所にあるのだけど、ギャラリーの入り口が、自販機が扉のようになっていることで、かなり印象に残る魅力的な場所だった。 そこでの個展。 写真展。土曜日だったせいか…
2024年9月5日 https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2637 (東京国立博物館『内藤礼 生まれておいで 生きておいで』) 第一会場に入る。 細長く、少し暗い場所。 さまざまな色の小さい丸い玉が、天井からぶら下がっている。 その数も…
https://amzn.to/3Zog5VD 『生き延びるために芸術は必要か』 森村泰昌 最初、著者の今は誰も住まなくなった実家の話から始まる。 そして、その実家は、このままだと朽ちていくしかないけれど、ではどうするか?といった話になり、でも、それは空き家問題とい…
2024年8月24日。 artsquiggle.com 会場は広かった。 天井も高い。 渡された会場の案内図を持って、中を歩く。 最初に入り口付近の作品に自然と見に行ってしまう。 そこには少し暗い中に立体が積み重ねられていた。ただ、それを構成する立体は、自分自…
111年目の中原淳一展 https://nakahara111.exhibit.jp 2024年8月29日。 館内には、平日なのに、思ったよりも人がいた。 展示は2階の会場からだった。 中原淳一は、1913年生まれ。 10代で自作の人形で注目を浴びて、活躍を始めたらしい。そ…
2024年8月21日。 気温が高い時は、目黒駅から10分くらいはかかるので、歩くと体力を消耗しそうだから、と思い、バスを使う路線を調べたら、中目黒駅からのルートがあった。 それで妻とも相談し、その路線のために中目黒駅で降りて、改札を出て、街…
2024年7月13日。 20数年前に、最初にきちんと見た、現代美術の展覧会で、急にアートに興味を持てたのだけど、そこにも森万里子は作品を出していたから、その時に、軽さのようなものを感じた。 それから、時々、作品を見てきたけれど、ずっと第一線…
2024年7月4日。 https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/HoTzuNyen/ (東京都現代美術館サイト 『ホー・ツーニェン エージェントのA』) 映像作品は、全部で8作品。 それも、3つの展示会場で、時刻によって、映写時間がかわるので、どうすれば全…
2024年7月4日。 https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/mywords/ (東京都現代美術館サイト) いつもは日本語を話している。 これまで海外に滞在した経験は、トータルして2ヶ月くらいしかないから、他の言語に囲まれたようなこともほとんどない…
2024年6月22日。 キュンチョメは、これまで映像の作品が多かった。 それに、インタビュー力が高くて、誰かに取材をすると、その言葉も豊かになって、すごいと思っていた。 初めての絵画展。 ワタリウムの地下に、絵画が並ぶ。 素直にきれいで、魅力的…
サエボーグ 「I WAS MADE FOR LOVING YOU」 津田直子「人生はちょっと遅れてくる」。2024.3.30~7.7。東京都現代美術館。 2024年7月4日。 自分が知らない間に、さまざまな賞ができている。 東京都とトーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)は2018…
2024年6月1日。 久しぶりに森村泰昌の個展に行った。 やはり、いろいろな人に扮している。今回は、人だけでなく、「ミロの絵」にまでなっているので、それは抽象画になる、ということもしているので、また可能性を広げたようにも思える。 ただ、そうし…
2024年6月22日。 http://www.watarium.co.jp/jp/exhibition/202405/ (「ワタリウム美術館」サイト) 日々、おびただしい数の展覧会が開催され続けている。即時性と話題性が常に求められ、みな自らの「独自性」を主張し差異化を図ることに必死だ。し…
2024年6月1日。 久しぶりの小山登美夫ギャラリー。 六本木のギャラリーが固まっている場所にある。 ここは、ギャラリーの中でも広い気がする。というよりも、展示室が一つ多いように思って、その広さが気持ちいい。 菅木志雄は、1944年生まれ。今…
2024年6月1日。 この「私が死ななければならないのなら、あなたは必ず生きなくてはならない」という、とても強くて、しばらく忘れられないような言葉は詩の冒頭だった。 https://www.wako-art.jp/exhibitions/ifimustdieyoumustlive/ (ワコウ・ワーク…
「陸路」(スピルオーバー#1)。2024.5.8~6.16。BUG。 2024年5月25日 大型連休が明けた5月8日から、6月16日まで「BUG」では、「スピルオーバー#1」という展示が行われた。 https://bug.art/exhibition/spillover-2024/ 『「陸路」(スピルオ…
2024年4月13日 リクルートがギャラリーを運営していて、そこには何度も行ったことがある。そして、その2つのギャラリーが閉じ、次は東京駅のそばにギャラリーができた、と知ったのは、すでに開廊してから、何ヶ月も経ったときだった。 それは、自分…
青山悟『刺繍少年フォーエバー』 永遠なんてあるのでしょうか?2024.4.20~6.9。目黒区美術館。 刺繍少年フォーエバー 普段、いくつかのサイトを見て、今開催されている展覧会や個展などの情報を知るのだけれど、自分が普段から積極的に情報を集めているわけ…
2024年5月15日。 https://www.yokohamatriennale.jp/2024/?utm_source=ad-2&utm_medium=googlesearch-sightseeing&utm_campaign=20240203&gad_source=1&gclid=Cj0KCQjwpNuyBhCuARIsANJqL9NXs79qVdjReevYDVAJmbLWhFkNLoIusb2da5TBcvaZ9ny_NXrFhQAaAtvL…
『遠距離現在』。国立新美術館。2024.3.6~6.3。 2024年5月4日。 https://www.nact.jp/exhibition_special/2024/universalremote/ (『国立新美術館』サイト) 展覧会タイトル「遠距離現在 Universal / Remote」は、資本と情報が世界規模で移動する今世…
『会田誠 《混浴図》への道』。2024.4.20~5.19。Gallery & Restaurant 舞台裏 『会田誠 《混浴図》への道』 https://artsticker.app/events/29933 2024年5月11日。 会田誠が、麻布台ヒルズの敷地内と言える場所で展覧会をやると知って、ちょっと意外…
2024年5月2日。 電車に乗り、大船に着く。 ここに来るまですでに小旅行な感じになっていて、そこから鎌倉画廊のサイトにあった通りにバス停を目指して歩く。途中で走ってくる外国人がいて、そういえばゴールデンウィークの合間だったのだから、鎌倉近…
「美術はひとを救えるか」。弓指寛治 × 東浩紀 × 上田洋子 https://genron-cafe.jp/event/20240425/ 2024年4月25日。 個人的には、4年ぶりのゲンロンカフェだった。 夕方にビルの一階にある外食のチェーン店で食事をし、それから、そのビルの6階に…
『ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?』。2024.3.12~5.12。国立西洋美術館。 2024年3月27日。 https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2023revisiting.htm (『ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?』サ…
特集展示『横尾忠則 水のように』。2023.12.10~2024.3.10。東京都現代美術館。 2024年3月10日。 東京都現代美術館の常設展は、ここ何年か充実していることが多い。 1階は「歩く、赴く、移動する」をテーマにし、それまで見た記憶がないような作品も…
MOTコレクション『歩く、赴く、移動する 1923→2020』。2023.12.10~2024.3.10。東京都現代美術館。 東京都現代美術館 美術館に行くときは、その時期に開催されている企画展を目的に出かけることが多い。 だから、常設展は、その鑑賞のあと、心身の余裕があれ…
『具ささ』。2024.3.2~3.24。青山|目黒。 (『青山|目黒』 サイト) https://dictionary.goo.ne.jp/word/具に/ この展覧会のタイトルは「つぶさささ」と読むと、ギャラリーのサイトで初めて知った。 もし、文章で使うとすれば、「具に」ということになるら…
『都市にひそむミエナイモノ展』。2023.12.15~2024.3.24。SusHi Tech Square。 美術館に行くと、だいたい少し隅っこのスペース。入り口付近や、トイレに行く時の動線に、他のギャラリーや美術館のチラシが置いてあるスペースがあって、そこで、次の機会に行…
2024年2月27日。 1990年代の末だから、もう25年くらい前のことになる。 豊嶋康子の作品は目にしていて、記憶に残っているけれど、印象に強いわけではない。 確か、一本の鉛筆の真ん中を削って、そこに両方から芯が出て、それがつながっているよ…
『MOTアニュアル2023 シナジー、創造と生成のあいだ』。2023.12.2~2024.3.3。東京都現代美術館。 2024年2月27日。 それほど華々しく宣伝するわけでもないし、今回も、知っているアーティストがいるわけでもないけれど、それは、いつも私にとっては新…