アート観客   since 1996

1996年からアートを観客として見てきました。その記録を書いていきたいと思います。

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「カルティエ現代美術財団  コレクション展」。2006.4.22~7.2。東京都現代美術館。

「カルティエ現代美術財団 コレクション展」。2006.4.22~7.2。 東京都現代美術館。 2006年4月26日。 去年の10月に家族が病気になってから、時間の進み方は、またおかしくなって、そういう時には、アートを見たくて、ホントに見られなかった。 だか…

『川俣正 「通路」』。2008.2.9~4.13。東京都現代美術館。

『川俣正 「通路」』。2008.2.9~4.13。 東京都現代美術館。 2008年4月5日。 会場には、ベニヤ板が並んでいる。入ってすぐのところの奥に、なにかあるかも、と思って一応、見ていたら、道に迷ったと思われ、受付の女性が来て、「こちらです」と言われた…

『大竹伸朗  ビル景 1978-2019』。2019.7.13~10.6 。 水戸芸術館現代美術ギャラリー。

『大竹伸朗 ビル景 1978-2019』。2019.7.13~10.6 。 水戸芸術館現代美術ギャラリー。 2019年9月6日。 今年、ギャラリーに行って、そこで大竹伸朗の作品を見て、それがかなり古いものだったのだけど、やっぱりカッコいいと素直に思えて、そこでチラシと…

「落合多武展 スパイの失敗とその登場について」。2010.5.22~8.8 。ワタリウム美術館。

「落合多武展 スパイの失敗とその登場について」。2010.5.22~8.8 。 ワタリウム美術館。 2010年8月7日。 今年は、4月から今まで何ヶ月か、これまでとは違うことも始めて、気持ちが少し浮ついていたのだけど、夏頃には一段落して、アートはこの10数…

「生誕100年 岡本太郎展」。2011.3.8~5.8。東京国立近代美術館

「生誕100年 岡本太郎展」。2011.3.8~5.8。 東京国立近代美術館 2011年3月26日。 東日本大震災が起こってから、ほぼ外出をしていない。ずっと家にこもって余震が怖い日が続いていて、放射能のニュースを気にして、自粛や不謹慎のこわさについて考…

「影に吠える」。伊藤雅恵。2012.6.16~7.14。AI KOWADA GALLERY。

「影に吠える」。伊藤雅恵。2012.6.16~7.14。 AI KOWADA GALLERY。 2012年7月7日。 もう5年くらい前になってしまうけれど、最初に美大の中にあるギャラリーみたいなところに行って、作品を見た。まだ卒業したばかりの人で、もう何カ所かのギャラリー…

「横浜トリエンナーレ2005」。2005.9.28~12.18。横浜市山下ふ頭3号、4号上屋。

「横浜トリエンナーレ2005」。2005.9.28~12.18。横浜市山下ふ頭3号、4号上屋。 2005年12月18日。(来場2回目。最終日)。 2日前に行こうと思って、妻の調子が悪くて、横浜トリエンナーレに行くのをやめて、もう行けないかと思ったけれど、そして…

「横浜トリエンナーレ2005」。2005.9.28~12.18。横浜市山下ふ頭3号、4号上屋。

「「横浜トリエンナーレ2005」。2005.9.28~12.18。 横浜市山下ふ頭3号、4号上屋。 2005年10月28日。(1回目の来場)。 このところ、介護のことで、もめることが多くなった。 負担は増えている。 それでも、出かける。 電車に乗る時に、一日フリー…

「O JUN 描く児」。2013.12.21~2014.3.2。府中市美術館。

「O JUN 描く児」。2013.12.21~2014.3.2。府中市美術館。 2014年2月27日。 前から見たいと思っていて、ちょっと遠いから少し不安もあったけど、妻も賛成してくれたからコーヒーを持って出かける。予定よりも少し遅れて12時前になってしまう。府…

会田誠 展「もう俺には何も期待するな」。2014.1.29~3.8。ミヅマアートギャラリー。

会田誠 展「もう俺には何も期待するな」。2014.1.29~3.8。 ミヅマアートギャラリー。 2014年3月4日。 去年、森美術館というメジャーな場所で個展をやって、ポジティブな話題もネガティブな話題も多く振りまいて、だから、しばらく個展もしないのかも、…

「日韓現代美術展」。1998.10.15~11.23。目黒区美術館。

「日韓現代美術展」。1998.10.15~11.23。目黒区美術館。 1998年10月31日。 目黒美術館の適度な広さは、気持ちいい。もっと来たいが、勝手な観客の好みだけど、見たい企画は、なかなかやらない。 韓国の作家は、全体的に熱さを感じる。前に来ようとし…

「GEISAI—3」。2003.3.30 。パシフィコ横浜。

「GEISAI—3」。2003.3.30 。パシフィコ横浜 2003年3月30日。 村上隆が主催する「GEISAI」は、日本国内では3回目になった。若い友人と、妻と一緒に会場に行き、しばらく別行動をするために、1時間後に、会場内で待ち合わせをした。その場所は…

「生きるアート 折元立身」展。2016.4.29~7.3。川崎市市民ミュージアム。

[生きるアート 折元立身] 展。2016.4.29~7.3。 川崎市市民ミュージアム。 2016年6月30日。 最初に、折元氏の作品を見たのは、10年以上前で、私自身が、まだ介護を始めたばかりで、混乱の最中だったこともあり、美術館で、自身の母親のアルツハイマ…

岡田裕子 展「ダブル・フューチャー」。2019.7.10~8.10。ミヅマアートギャラリー。

岡田裕子 展「ダブル・フューチャー」。2019.7.10~8.10。ミヅマアートギャラリー。 2019年7月20日。 ミヅマアートギャラリーは、市ヶ谷から降りて、歩く。まっすぐに進んで、急に旗があって、二階にあがると、重くて開けにくそうで、人を寄せつけない…

「Mr. “lost”—— めんたーる すけっち もぢふぁいど ——」。2015.9.26~10.13 。 Hidari Zingaro。(中野ブロードウェイ3F)。

「Mr. “lost”—— めんたーる すけっち もぢふぁいど ——」。2015.9.26~10.13 。 Hidari Zingaro。 2015年10月11日。 作品を燃やして製作をしている、という情報を知り、Mr.の作品を見なくていけない、と思った。会期は短めだったが、トークショーもや…

「エモーショナル・サイト」。2002.11.16~11.24。食糧ビルディング。

「エモーショナル・サイト」。2002.11.16~11.24。食糧ビルディング。 2002年11月23日。 食糧ビルがなくなり、そこにあるギャラリーもなくなる。 それで、そこにあるギャラリーが共同で、もうすぐ壊されるビルを使って展覧会をやる。 最初はただ古く…

関優花  個展「うまく話せなくなる」。2018.4.9~4.15。rusu「ナオナカムラ」

関優花 個展「うまく話せなくなる」。2018.4.9~4.15。rusu「ナオナカムラ」 2018年4月13日。 美術手帖のサイトを見て、初めて聞いた作家の、初めて知ったギャラリーの個展に行きたくなったのは、話すことをテーマにしたパフォーマンスがある、と知っ…

K.K. 展 「ワラッテイイトモ、」。2004.3.4~3.16。アペル。

K.K. 展 「ワラッテイイトモ、」。2004.3.4~3.16。アペル。 2004年3月14日。 経堂のギャラリー。カフェもあって、雑誌も売っていて、いい感じの場所に思えた。電話で展覧会の問い合わせしたところ、物凄くあいまいな答えだった。この「ワラッテイイト…

「ネオテニー・ジャパン 高橋コレクション」。2009.5.20~7.15。上野の森美術館。

「ネオテニー・ジャパン 高橋コレクション」。2009.5.20~7.15。上野の森美術館。 2009年6月29日。 冬から春にかけてずっとカゼをひいていた。その後は新型インフルエンザの流行で出かけるのをやめていたので、久しぶりにアートを見に出かけられる。 …

「ウインター・ガーデン:日本現代美術におけるマイクロポップ的想像力の展開」。2009.5.23~7.20。原美術館。

「ウインター・ガーデン:日本現代美術におけるマイクロポップ的想像力の展開」。2009.5.23~7.20。原美術館。 2009年7月4日。 たぶん1年ぶりくらいの原美術館。 当然かもしれないが、2007年の水戸芸術館での「マイクロポップ 展」と同じ松井みど…

「フランシス・ベーコン展」。2013.3.8~5.26。東京国立近代美術館。

「フランシス・ベーコン展」。2013.3.8~5.26。東京国立近代美術館。 2013年5月25日。 フランシス・ベーコンは、いつの頃か好きになっていて、その絵がグチャグチャな感じを伝えていながら、シャープで、しかも、不安で、叫びがすごくリアルで、それで…

「プロジェクト・フォー・サバイバル 1970年以降の現代美術再訪」。1996.12.3~1997.1.12。東京国立近代美術館。

「プロジェクト・フォー・サバイバル 1970年以降の現代美術再訪」。1996.12.3~1997.1.12。東京国立近代美術館。 1997年1月12日。 赤と黒を基調としながら、下品にならず、しかもどこかいい意味での危機感を感じるデザインのチラシが板橋区立美術…

ソフィ カル「限局性激痛」。1999.11.20~2000.2.27。原美術館。

ソフィ カル「限局性激痛」。1999.11.20~2000.2.27。原美術館。 2000年2月2日。 生まれつき盲目の人に、「あなたが美しいと 思うものは?」と質問し、その答えを写真と共に並べた作品(「なぜ、これがアートなの?」1998年)を見てから、とても気…

「バカな家族の狂詩曲:村上福壽郎、隆、裕二」。2019.12.23〜2020.1.18。カイカイキキ ギャラリー。

「バカな家族の狂詩曲:村上福壽郎、隆、裕二」。2019.12.23〜2020.1.18。カイカイキキ ギャラリー。 2020年1月8日。 村上隆の父親が認知症になり、その介護をする母親も倒れ、一緒の施設に入っているということを知り、そういう中で父親の作品と、自…

木村太陽「New Works」。2012.8.31~9.21 。Nichido contemporary art 。

木村太陽「New Works」。2012.8.31~9.21 。Nichido contemporary art 初めて行くギャラリーだったので、八丁堀駅で降りて、道順の書かれた紙と、道のそばにある地図と、真剣に見比べてやっと方向が分かって、歩いた向こうに看板が見えたら、ホッとした。 も…

「日常/場違い」。2009.12.16~2010.1.23 。神奈川県民ホールギャラリー。

「日常/場違い」。2009.12.16~2010.1.23 。神奈川県民ホールギャラリー。 2010年1月7日。 チラシで、木村太陽の名前を見つけて、さらに「日常」という言葉に最近、興味が強くなり、今はみなとみらい線が出来て、前よりも神奈川県民ホールに行きやすく…