2016年
amzn.to 現代アートは、コンセプトが重要とは言っても、それでもアートだから、その見た目がポイントだと思う。 そうなると、アートを紹介する場合に、どれだけ図版が使えるかで印象が変わってくるけれど、おそらくは写真を使う際に、有名な作品ほど、その使…
アーサー・ファン 個展「私の日常生活」。2016.12.10~21。Hasu no hana。 卵にラインが描かれている。 それは、記憶が記録されているらしい。 日常のことを作品にしている。 ドローイングも並べられている。 『アーサー・ファンは脳科学の研究員をする傍ら、…
le cocon pop-up store Tokyo 2016 in Gallery Hasu no hana 。2016/11/25-12/05。 牛乳パックを使った白いバッグ。 写真だけで見るよりも、実際に触ると、なめらかで、皮に近い感触。 家でも購入したし、今回は、ワークショップで小物入れも作った。 『沖縄…
藤田道子 展『formation』。2016.10.1~17。Hasu no hana。 日常的にあるものを使って、そこに大げさでなく、さりげなく手を加えて、さらに、何気なくレイアウトすることによって、空間が少し変わっている。 ここのギャラリーでは二度目の個展だけれども、や…
2016年8月27日。 近所のギャラリーがイベントの企画として、銭湯画を長年描いてきた方が、銭湯の絵をライブペインティングをする、ということで、出かけることにした。午後1時から4時という予定だったから、3時頃行けばいいのかな、と思いながらも…
寺村サチコ展『繰り返さないリピート』。2016.7.23~8.3。Hasu no hana。 布というのは、服も含めて、いつも生活の中にあって、とても身近なものなのに、こうして、作品になると、不思議な気持ちになる。 『寺村は、シルクオーガンジーを用い、絞り染め・型染…
立原真理子展『帳と青』。2016.7.9~19。Hasu no hana。 作品として目の当たりにすると、この場所に風景があることに、納得がいくというか、これまで、どうして誰も気がつかなったのだろうか、といった気持ちになる。 網戸に刺繍糸で、「絵」が描かれている。…
「HOSPITAL ART」vol.2。2016.6.8~22。Hasu no hana。 医療機関にあるアートは、絵画はよく目につく。 ただ、良くも悪くも、無難な場合が多く、この企画のような刺激もあるような作品があると、やっぱりうれしいような気がする。 池田由紀子、佐野陽一、藤田…
小方英理子展 「Crossed fingers」。2016,5.21~6.3。Hasu no hana。 人物がウールのセーターを着ている。それも、遭難してもわかるように漁師に着せたと言われる固有の編み方をしていると言われていて、それが、すべて陶器で作られている。 焼き物は、いろい…
回顧展「望月計男とどうぶつたち。」。2016.4.8~5.1。Hasu no hana。 このギャラリーのオーナーが見出したアーティストで、高齢になってから、かなり広い範囲で注目を浴びるようになりつつある時に、亡くなってしまった。それは、やっぱり、残念で悲しいこと…
浅野暢晴 展『百目』。2016.3.20~28。Hasu no hana。 このギャラリーでは、作品の公募をして、個展を開く、という企画を続けている。 それは、すごいことではないか、と思っている。 『ひとの行動範囲の拡大につれ、失われていく闇。浅野暢晴は、そんな闇に…
Art and Brooch 「アーティストのブローチ展」。2016.2.19~2.28。Hasu no hana。 ブローチが並ぶ。 自分には、あまり関係があるように見えないが、妻には意味があるようにも見える。 作品を身につける、という感じになると思った。 『小方英理子 「動物と人…
岩谷雪子 展 「越後妻有から」。2016.1.10~2.6。Hasu no hana。 植物を使う。 だけど、使うというような、場合によっては、やや乱暴にも思える言葉には当てはまらないほど、そこに存在するものを置き換えるような作品に思える。 「5ヶ月もの間、雪に埋もれ…
2016年8月2日。 以前、近所にあって、時々通っていたカフェが代官山に移り、時々、連絡をもらったりして、その女性のパートナーが演劇をしていて、たまに誘われて、ずいぶんと前に一度行った。それは小さな地下の演劇の空間で、こんなところにあるのか…
『サウルの息子』公式サイト https://www.finefilms.co.jp/saul/ 2016年3月9日 ライムスター宇多丸さんがラジオでしゃべっていて、そのことで気になっていたが、そのあとに町山智浩氏も、そのことに触れていて、それは、自分が勝手な思い入れに過ぎな…
「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(エピソード7) https://starwars.disney.co.jp/movie/force 2016年2月26日。 ずっと見たいと思っていて、やっと見られた。 スター・ウォーズは、まだ先へ進む、というだけで、気持ちが動く。 この時期になった…
「神様メール」予告編 https://www.youtube.com/watch?v=HME_MFYoy68 2016年6月26日。 中年になってから通った学校の仲間で「映画部」と称して、時々、連絡をとりあっては、映画に出かける。なんだかうれしい。若い人も含めての会だから、同じ映画を…
映画「シン・ゴジラ」。2016.9.26。川崎トーホー(ダイスビル内)。 2016年9月26日。 最初は期待もしてなかったのだけど、そのうち、ツイッターなどで、その評判を知るようになり、ゲンキンだとは思うけれど、見たくなったら、小学生の頃、夏休みのた…
映画「FAKE」。森達也監督。2016.7.6。ユーロスペース。 2016年7月6日。 話題作りは、上手い。というよりも、誰もがやりそうで、やりたくて、だけど、めんどくさそうなことを、真正面からやっているだけ、ということなのだろう。オウム真理教の内部に…
「木々との対話 再生をめぐる5つの風景」。2016.7.26~10.2。東京都美術館(上野)。 2016年9月10日。 同時開催の展覧会があったりして、「開館90周年記念展」とあるのに、会場に入ると、奥のほうでちょっとひそやかに開催している、という気配だっ…
さやわか×佐々木敦「サブカル批評はキャラ概念で延命しうるか」【さやわか式☆現代文化論#25】。 https://vimeo.com/ondemand/genron20160331 2016年3月31日。 会場は、何か知り合いの人たちが多い雰囲気で、それは珍しかった。トークが始まってし…
『ヒトラー、最後の20000年 〜ほとんど何もない〜』。作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ。2016.7.24~8.21。下北沢 本多劇場。 2016年7月28日。 ゲンロンカフェで、平田オリザのトークショーを聞き、演劇のことを考え、すごいと思い、その…
映画「エヴォリューション」。2016.11.26公開。アップリンク渋谷。 2016年12月27日。 学校の時の仲間に誘われた。まったく知らない映画監督、まったく知らない作品名。それでも、そのホームページを見たら、デビッドリンチとクローネンバーグという…
「ニッポン・サポート・センター」青年座第75回公演 作・演出 平田オリザ。2016.6.23~7.11。吉祥寺シアター。 2016年6月25日。 これで2度目の平田オリザ演出の演劇。吉祥寺シアターに前回来て、迷って、遠いところに行ってしまったが、今回は迷わ…
平田オリザ×佐々木敦 ニッポンの演劇4「現代口語演劇はいかにして更新されたか」。 https://genron-cafe.jp/event/20160628/ 2016年6月28日。 この前、「ニッポンサポートセンター」を見て、何が面白いのか分らないのか分らないまま時間が過ぎて、気…
「フランスの風景 樹をめぐる物語」。2016.10.22~12.11。山梨県立美術館。 2016年11月13日 山梨県甲府に行く機会があり、駅の案内の場所でチラシをもらったら、ちょうどこの日に、「樹木医とめぐる鑑賞ツアー」というのがあったのを知っていたので、…
www.mujin-to.com 2016年5月8日。 椹木野衣か会田誠のツイッターで、この展示を知った。このギャラリーは、以前、確か高円寺にあって、まだ先が分らなくて、模擬試験を受けて、終ってから展示を見に行ったが、狭い場所で作品を見て、その時に話を少し…
さいたまトリエンナーレ2016。2016.9.24~12.11。旧民族文化センター(岩槻駅周辺)。 2016年12月11日。 本当は、妻と一緒に1週間前に行くはずだったが、自分の体調が悪く、その日は休んで、だけど、「目」の作品を見たくて、それで、一人で行くのが…
カオス*ラウンジ「風景地獄―とある私的な博物館構想」。2016.6.24~7.10。六本木ヒルズ A/Dギャラリー。 2016年7月4日。 カオスラウンジを個展があるたびに、また見たいと思うようになっていた。いわきにも行って、それは行ってよかったと思えるよう…
六本木クロッシング2016 展「僕の身体、あなたの声」。2016.3.26~7.10。森美術館。 2016年7月4日。 このシリーズも何回目かになるけど、ここまでは、おそらく欠かさず見ているはずで、こういうチャレンジの要素が含まれたものは、やはり好きではあるけ…