アート観客   since 1996

1996年からアートを観客として見てきました。その記録を書いていきたいと思います。

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「ポップアートー20世記の大衆芸術革命」。1998.8.15~10.5。セゾン美術館。

「ポップアートー20世記の大衆芸術革命」。1998.8.15~10.5。セゾン美術館。 1998年10月3日。 ポップアートは、ネオダダと呼ばれてもいるらしい。それだけ、その前のダダの影響や印象が強かったということかもしれない。子供の頃に見たウルトラマン…

アートのレシピ 第8期修了展「平成気分」。2018.5.3~5.5。美学校。

アートのレシピ 第8期修了展「平成気分」。2018.5.3~5.5。美学校。 2018年5月5日。 ツイッターで、この修了展の情報を見つける。去年も見に行っていた。屋上に、自分の部屋のものを全て並べていた作品を思い出す。その時は、天候に恵まれていて、その…

「ジャスパー・ジョーンズ展」。1997.6.28~8.17。東京都現代美術館。

1997年7月19日。 美術の時間は、学校ではただの苦痛だったけれど、教科書のジャスパージョーンズのブロンズのビール缶は憶えていた。ムンクの叫びと、似ているのかもしれない。そういえば、高校の美術の教師が、高校の冊子を出す時に表紙に使うイラス…

あざみ野カレッジ 「現代美術探究ラボ」 Vol.5 美術とコレクション 。2019.1.19。横浜市民ギャラリーあざみ野。

あざみ野カレッジ 「現代美術探究ラボ」 Vol.5 美術とコレクション 。2019.1.19。横浜市民ギャラリーあざみ野。 2019年1月19日。 義母が亡くなって、あまり外出する気もなかったものの、わりと以前から申し込んでいて、さらには妻と一緒に出かけられ…

「アトピック・サイト」。1996.8.1~8.25。東京ビッグサイト。

「アトピック・サイト」。1996.8.1~8.25。東京ビッグサイト。 1996年8月19日。 友人の親子と一緒に初めてゆりかもめに乗って、東京ビッグサイトへ向かう。とても遅い電車だが、レインボーブリッジもぐるぐる回ってから渡っていくことも、観光気分が盛…

「MO Tアニュアル2019 仮の声、新しい影」。2019.11.16~2020.2.16。東京都現代美術館。

「MO Tアニュアル2019 仮の声、新しい影」。2019.11.16~2020.2.16。東京都現代美術館。 2020年2月6日。 2000年から続く「アニュアル」だから、もう20回目くらいで20年くらいと考えると長いし、欠かさず見てきたけど、そのうち、どれくらい…

セメタリーアクト 硬軟企画「超絶縁体」。2019.4.6。某霊園。

セメタリーアクト 硬軟企画「超絶縁体」。2019.4.6。某霊園。 2019年4月6日。 ツイッターで見つけて、コンビ二でネットプリントをする、というやったことがないことをやらないと、どこでやるかも分からない。パフォーマンスを霊園で行なうということで…

「毛利悠子 グレイスカイズ」。2017.12.2~2018.1.28。藤沢市アートスペース。

「毛利悠子 グレイスカイズ」。2017.12.2~2018.1.28。 藤沢市アートスペース。 2018年1月10日。 自らの育った土地の、その空を見ながらのぜいたくな展覧会、みたいな言葉に、単純かもしれないけれど、行く気になった。この場所は、神奈川県・辻堂の駅…

「媚ビ術研究 近藤智美 展」。2017.1.23~2.4。ヴァニラ画廊。

「媚ビ術研究 近藤智美 展」。2017.1.23~2.4。 ヴァニラ画廊。 2017年2月1日。 会田誠がツイッターで評価していたので、見ようと思った。さらには、一度は行きたい「ヴァニラ画廊」という場所だった。歩いて、地下2階という、ある種のギャラリーとし…

しりあがり寿の現代美術「回転展」。2016.7.3~9.4。練馬区立美術館。

しりあがり寿の現代美術「回転展」。2016.7.3~9.4。 練馬区立美術館。 2016年9月1日 どこかのギャラリーでやっていた個展の写真を見た。大きな紙を使って、大きい作品を作っていて、それがとてもきれいで、天国だか地獄みたいな光景だった。 しりあが…

「岡崎京子展。戦場のガールズライフ」。2015.1.24~3.31。世田谷文学館。

「岡崎京子展。戦場のガールズライフ」。2015.1.24~3.31。世田谷文学館。 2015年3月12日。 ずっと関係がなくて、世の中でもっとも遠い存在だと思っていたところがあった。岡崎京子に対して、少し距離が近くなってきたと思えたのは、アートを通してだ…

「ドマーニ明日展 建築×アート」2013.12.14~2014.1.26。国立新美術館。

「ドマーニ明日展 建築×アート」2013.12.14~2014.1.26。 国立新美術館。 2014年1月20日。 近所の志の高いギャラリーの方にいただいた招待入場券を生かそうと、ドマーニ展に出かける。 駅に着いたら、久しぶりの美術館で、駅から直結で、出来たばかり…

「虹の彼方」。2012.11.23~2013.2.24。府中市美術館。

「虹の彼方」。2012.11.23~2013.2.24。 府中市美術館。 2013年2月3日。 武蔵小金井の駅で待ち合わせをして、そこからバスに乗って、バス停を降りたら、わりとすぐだった。立派できれいな建物。中はこぎれいで、でも、あまり威圧感もなく、いい雰囲気だ…

「古道具、その行き先。坂田和實の40年」。2012.10.3~11.25。渋谷区立松濤美術館。

「古道具、その行き先。坂田和實の40年」。2012.10.3~11.25。 渋谷区立松濤美術館。 2012年11月1日。 ぞうきんが美術館に展示されるなんて、という否定的な見方と、本当にいいと思っているかどうか分からないけど、そういう違うやりかたに、過剰に…

「名和晃平 シンセシス」。2011.6.11~8.28。東京都現代美術館。

「名和晃平 シンセシス」。2011.6.11~8.28。東京都現代美術館。 2011年8月26日。 近所に、まさか出来るとは思わず、モスバーガーでも出来ればいいね、とマクドナルドがなくなったあとに妻と話していたら、そういう願いがかなったせいか、一足飛びにギ…

ジョン・ルーリー展 ドローイング。2010.1.30~5.16。ワタリウム美術館。

ジョン・ルーリー展 ドローイング。2010.1.30~5.16。ワタリウム美術館。 2010年5月6日 約1ヶ月ぶりのアートを見に行く。天気もよくて、課題も少しメドがついたので気持ちも明るく、妻と一緒に出かけた。入場料を払って、2階から見始める。テレビなど…

‘文化’資産としての〈炭鉱〉展。2009.11.4~12.27。目黒区美術館。

‘文化’資産としての〈炭鉱〉展。2009.11.4~12.27。 目黒区美術館。 2009年12月5日。 炭鉱をテーマに、21世紀の今、展覧会をやること自体が、ある意味、無茶な感じがした。それを知って、川俣正のトークショーへも行き、だけど、そこにはそういう無…

「ファブリス・イベール たねを育てる展」。2008.4.26~8.31。ワタリウム美術館。

「ファブリス・イベール たねを育てる展」。2008.4.26~8.31。ワタリウム美術館。 2008年5月5日。 当日は、曇り、少し雨が降る程度の微妙な天気。 でも、出かけられる事自体が嬉しかった。 義母にデイサービスに行ってもらい、帰りはバスにしてもらうと…

ヨコハマトリエンナーレ2020。2020.7.17~10.11。横浜美術館、プロット48。

ヨコハマトリエンナーレ2020。2020.7.17~10.11。 横浜美術館、プロット48。 2020年10月7日。 みなとみらい駅で降りて、階段を登って、商業施設を抜けて、横浜美術館が見える。建物は作品に覆われていて、黒い建物になっている。 www.yokohamatrienn…

「ベルギー王立美術館展」。2006.9.12~12.10。国立西洋美術館。

「ベルギー王立美術館展」。2006.9.12~12.10。国立西洋美術館。 2006年11月30日 この年は、余裕がまったくない時だった。それでも、たぶん、だからだと思うけれど、やりたい事をやっておかないと、これからどんな事があってもダメだ、と妙な気持ちに…

森村泰晶「美の教室 静聴せよ」展。2007.7.17~9.17 。横浜美術館。

2007年9月8日。 東京都現代美術館の大規模な個展を見て、すべてが森村の顔だった。その後、テレビ番組を見て、この人は本気なんだ、美術に関して伝えることに賭けてるんだ、みたいな気合いみたいなものも分かった気がして、急に興味が深まり、本も読み…

「BankART Life」。2005.10.28~12.18。BankART Studio NYK, BankART 1929 Yokohama。

「BankART Life」。2005.10.28~12.18。 BankART Studio NYK, BankART 1929 Yokohama。 2005年12月16日。 横浜の銀行のあとに作ったアートの施設。 もう一つは、古い倉庫を改造した施設。 休息とホスピタリティをテーマに開かれていて、2つの会場に…

「小林孝亘展 ― 終らない夏」。2004.4.24~6.20。目黒区美術館。

「小林孝亘展 ― 終らない夏」。2004.4.24~6.20。目黒区美術館。 2004年5月29日。 久しぶりに目黒区美術館。 この小林という人の絵は、なんだか気になっていた。 そして、たとえば「美術手帖」などでも、これからの何人かの重要なアーティストに入って…

「知覚スル装置 ― 粟野ユミト・藤阪新吾」 「第6回 岡本太郎記念現代芸術大賞」。2003.3.27~4.13 。川崎市岡本太郎美術館。

「知覚スル装置 ― 粟野ユミト・藤阪新吾」 「第6回 岡本太郎記念現代芸術大賞」。2003.3.27~4.13 。川崎市岡本太郎美術館。 2003年4月13日。 岡本太郎美術館へ行く時は、なんだかわくわくする。 それは、やっぱり、どこか万博の香りみたいなものがす…