サエボーグ 「I WAS MADE FOR LOVING YOU」 津田直子「人生はちょっと遅れてくる」。2024.3.30~7.7。東京都現代美術館。 2024年7月4日。 自分が知らない間に、さまざまな賞ができている。 東京都とトーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)は2018…
2024年6月1日。 久しぶりに森村泰昌の個展に行った。 やはり、いろいろな人に扮している。今回は、人だけでなく、「ミロの絵」にまでなっているので、それは抽象画になる、ということもしているので、また可能性を広げたようにも思える。 ただ、そうし…
2024年6月22日。 http://www.watarium.co.jp/jp/exhibition/202405/ (「ワタリウム美術館」サイト) 日々、おびただしい数の展覧会が開催され続けている。即時性と話題性が常に求められ、みな自らの「独自性」を主張し差異化を図ることに必死だ。し…
2024年6月1日。 久しぶりの小山登美夫ギャラリー。 六本木のギャラリーが固まっている場所にある。 ここは、ギャラリーの中でも広い気がする。というよりも、展示室が一つ多いように思って、その広さが気持ちいい。 菅木志雄は、1944年生まれ。今…
2024年6月1日。 この「私が死ななければならないのなら、あなたは必ず生きなくてはならない」という、とても強くて、しばらく忘れられないような言葉は詩の冒頭だった。 https://www.wako-art.jp/exhibitions/ifimustdieyoumustlive/ (ワコウ・ワーク…
「陸路」(スピルオーバー#1)。2024.5.8~6.16。BUG。 2024年5月25日 大型連休が明けた5月8日から、6月16日まで「BUG」では、「スピルオーバー#1」という展示が行われた。 https://bug.art/exhibition/spillover-2024/ 『「陸路」(スピルオ…
2024年4月13日 リクルートがギャラリーを運営していて、そこには何度も行ったことがある。そして、その2つのギャラリーが閉じ、次は東京駅のそばにギャラリーができた、と知ったのは、すでに開廊してから、何ヶ月も経ったときだった。 それは、自分…
青山悟『刺繍少年フォーエバー』 永遠なんてあるのでしょうか?2024.4.20~6.9。目黒区美術館。 刺繍少年フォーエバー 普段、いくつかのサイトを見て、今開催されている展覧会や個展などの情報を知るのだけれど、自分が普段から積極的に情報を集めているわけ…
2024年5月15日。 https://www.yokohamatriennale.jp/2024/?utm_source=ad-2&utm_medium=googlesearch-sightseeing&utm_campaign=20240203&gad_source=1&gclid=Cj0KCQjwpNuyBhCuARIsANJqL9NXs79qVdjReevYDVAJmbLWhFkNLoIusb2da5TBcvaZ9ny_NXrFhQAaAtvL…
『遠距離現在』。国立新美術館。2024.3.6~6.3。 2024年5月4日。 https://www.nact.jp/exhibition_special/2024/universalremote/ (『国立新美術館』サイト) 展覧会タイトル「遠距離現在 Universal / Remote」は、資本と情報が世界規模で移動する今世…
『会田誠 《混浴図》への道』。2024.4.20~5.19。Gallery & Restaurant 舞台裏 『会田誠 《混浴図》への道』 https://artsticker.app/events/29933 2024年5月11日。 会田誠が、麻布台ヒルズの敷地内と言える場所で展覧会をやると知って、ちょっと意外…
2024年5月2日。 電車に乗り、大船に着く。 ここに来るまですでに小旅行な感じになっていて、そこから鎌倉画廊のサイトにあった通りにバス停を目指して歩く。途中で走ってくる外国人がいて、そういえばゴールデンウィークの合間だったのだから、鎌倉近…
「美術はひとを救えるか」。弓指寛治 × 東浩紀 × 上田洋子 https://genron-cafe.jp/event/20240425/ 2024年4月25日。 個人的には、4年ぶりのゲンロンカフェだった。 夕方にビルの一階にある外食のチェーン店で食事をし、それから、そのビルの6階に…
https://amzn.to/3WdANpv 『根本敬ゲルニカ計画』 ニコ・ニコルソン 特殊漫画家、という肩書きのある根本敬が、突如、大きい絵を描く、と決めてから、完成するまでの話。それが漫画によって描かれている。 アドバイザーの現代美術家・会田誠の距離感が、敬意…
『ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?』。2024.3.12~5.12。国立西洋美術館。 2024年3月27日。 https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2023revisiting.htm (『ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?』サ…
特集展示『横尾忠則 水のように』。2023.12.10~2024.3.10。東京都現代美術館。 2024年3月10日。 東京都現代美術館の常設展は、ここ何年か充実していることが多い。 1階は「歩く、赴く、移動する」をテーマにし、それまで見た記憶がないような作品も…
MOTコレクション『歩く、赴く、移動する 1923→2020』。2023.12.10~2024.3.10。東京都現代美術館。 東京都現代美術館 美術館に行くときは、その時期に開催されている企画展を目的に出かけることが多い。 だから、常設展は、その鑑賞のあと、心身の余裕があれ…
『具ささ』。2024.3.2~3.24。青山|目黒。 (『青山|目黒』 サイト) https://dictionary.goo.ne.jp/word/具に/ この展覧会のタイトルは「つぶさささ」と読むと、ギャラリーのサイトで初めて知った。 もし、文章で使うとすれば、「具に」ということになるら…
『都市にひそむミエナイモノ展』。2023.12.15~2024.3.24。SusHi Tech Square。 美術館に行くと、だいたい少し隅っこのスペース。入り口付近や、トイレに行く時の動線に、他のギャラリーや美術館のチラシが置いてあるスペースがあって、そこで、次の機会に行…
2024年2月27日。 1990年代の末だから、もう25年くらい前のことになる。 豊嶋康子の作品は目にしていて、記憶に残っているけれど、印象に強いわけではない。 確か、一本の鉛筆の真ん中を削って、そこに両方から芯が出て、それがつながっているよ…
『MOTアニュアル2023 シナジー、創造と生成のあいだ』。2023.12.2~2024.3.3。東京都現代美術館。 2024年2月27日。 それほど華々しく宣伝するわけでもないし、今回も、知っているアーティストがいるわけでもないけれど、それは、いつも私にとっては新…
https://amzn.to/4bQJFa5 『ヘンな日本美術史』 山口晃 この本は、カルチャースクールで話された内容をもとにしているというが、そこに出てくる作品や、作者たちが、それこそ「日本のふるい絵」であり、「昔の絵描き」であるにも関わらず、その距離感がとて…
2024年1月21日。 https://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/cul08Literature/tenrankai/otegami.html (「町田市民文学館ことばらんど」) かつて手紙は、人々をやわらかく結びつける大切な役割を担っていました。そこに書き込ま…
https://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/cul08Literature/tenrankai/otegami.html (「町田市民文学館 ことばらんど」ホームページ) 2024年1月21日。 東京の町田駅から歩いて、少し不安になる頃に、「ことばらんど」があった。…
2024年1月7日。 動物園をテーマにした展覧会は、初めてかもしれない。 それも、国内最大規模の上野動物園が、本当に目と鼻の先にあるこの美術館で行うことには、それだけで、そこに意味が一つ加わる。 https://www.tobikan.jp/exhibition/2023_collect…
『いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間』。2023.11.16~2024.1.8。東京都美術館。 2024年1月7日。 https://www.tobikan.jp/exhibition/2023_uenoartistproject.html (東京都美術館) 展覧会の最初の部屋には「きのこ」の絵が並んでいた。 小林路子…
『即興 ホンマタカシ』。東京都写真美術館。2023.10.6~2024.1.21。 ホンマタカシの写真は、約20年前から少しずつ見ている。 美術館で展示されていて、そのときは、郊外の子どもが無表情にこちらを見ている作品だった。 その時代のことを表しているようで、…
2023年12月27日。 写真美術館に行く。 https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4542.html (「見るまえに跳べ」 日本の新進作家vol.20) この日は3つの展覧会を見たのだけど、自分としては、最初は、この展覧会を目的にして来た部分がある…
プリピクテ「HUMAN /人間」展。2023.12.15~2024.1.17。東京都写真美術館。 2023年12月27日。 年末に写真美術館に出かけた。 (東京都写真美術館サイト) https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4591.html Prix Pictet(以下プリピクテ)は…
https://play2020.jp/article/makoto-kagoshima/ 「まいにち展 鹿児島睦」。 2023年12月20日。 入り口付近はゆったりとしたスペースで、何かのモビールようなものが天井からぶら下がっている。 柔らかい色合いで、空間ができているような気がする。 …