アート観客   since 1996

1996年からアートを観客として見てきました。その記録を書いていきたいと思います。

『ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?』。2024.3.12~5.12。国立西洋美術館。

『ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?』。2024.3.12~5.12。国立西洋美術館。 2024年3月27日。 https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2023revisiting.htm (『ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?』サ…

MOTコレクション。特集展示『横尾忠則 水のように』。2023.12.10~2024.3.10。東京都現代美術館。

特集展示『横尾忠則 水のように』。2023.12.10~2024.3.10。東京都現代美術館。 2024年3月10日。 東京都現代美術館の常設展は、ここ何年か充実していることが多い。 1階は「歩く、赴く、移動する」をテーマにし、それまで見た記憶がないような作品も…

MOTコレクション『歩く、赴く、移動する 1923→2020』。2023.12.10~2024.3.10。東京都現代美術館。

MOTコレクション『歩く、赴く、移動する 1923→2020』。2023.12.10~2024.3.10。東京都現代美術館。 東京都現代美術館 美術館に行くときは、その時期に開催されている企画展を目的に出かけることが多い。 だから、常設展は、その鑑賞のあと、心身の余裕があれ…

『具ささ』。2024.3.2~3.24。青山|目黒。

『具ささ』。2024.3.2~3.24。青山|目黒。 (『青山|目黒』 サイト) https://dictionary.goo.ne.jp/word/具に/ この展覧会のタイトルは「つぶさささ」と読むと、ギャラリーのサイトで初めて知った。 もし、文章で使うとすれば、「具に」ということになるら…

『都市にひそむミエナイモノ展』。2023.12.15~2024.3.24。SusHi Tech Square。

『都市にひそむミエナイモノ展』。2023.12.15~2024.3.24。SusHi Tech Square。 美術館に行くと、だいたい少し隅っこのスペース。入り口付近や、トイレに行く時の動線に、他のギャラリーや美術館のチラシが置いてあるスペースがあって、そこで、次の機会に行…

2024.3.13 アートブログ 『豊嶋康子 発生法──天地左右の裏表』。2023年12月9日〜2024年3月10日。東京都現代美術館。

2024年2月27日。 1990年代の末だから、もう25年くらい前のことになる。 豊嶋康子の作品は目にしていて、記憶に残っているけれど、印象に強いわけではない。 確か、一本の鉛筆の真ん中を削って、そこに両方から芯が出て、それがつながっているよ…

『MOTアニュアル2023  シナジー、創造と生成のあいだ』。2023.12.2~2024.3.3。東京都現代美術館。

『MOTアニュアル2023 シナジー、創造と生成のあいだ』。2023.12.2~2024.3.3。東京都現代美術館。 2024年2月27日。 それほど華々しく宣伝するわけでもないし、今回も、知っているアーティストがいるわけでもないけれど、それは、いつも私にとっては新…

書籍 『ヘンな日本美術史』 山口晃

https://amzn.to/4bQJFa5 『ヘンな日本美術史』 山口晃 この本は、カルチャースクールで話された内容をもとにしているというが、そこに出てくる作品や、作者たちが、それこそ「日本のふるい絵」であり、「昔の絵描き」であるにも関わらず、その距離感がとて…

「少女たちのお手紙文化1890-1940展」。2024.1.20~3.24。町田市民文学館ことばらんど。

2024年1月21日。 https://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/cul08Literature/tenrankai/otegami.html (「町田市民文学館ことばらんど」) かつて手紙は、人々をやわらかく結びつける大切な役割を担っていました。そこに書き込ま…

『切手デザイナー・貝淵純子 講演会』---『少女たちのお手紙 1890-1940 展』関連イベント。2024.1.21。町田市民文学館 ことばらんど。

https://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/cul08Literature/tenrankai/otegami.html (「町田市民文学館 ことばらんど」ホームページ) 2024年1月21日。 東京の町田駅から歩いて、少し不安になる頃に、「ことばらんど」があった。…

「動物園にて」。2023.11.16~2024.1.8。東京都美術館。

2024年1月7日。 動物園をテーマにした展覧会は、初めてかもしれない。 それも、国内最大規模の上野動物園が、本当に目と鼻の先にあるこの美術館で行うことには、それだけで、そこに意味が一つ加わる。 https://www.tobikan.jp/exhibition/2023_collect…

『いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間』。2023.11.16~2024.1.8。東京都美術館。

『いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間』。2023.11.16~2024.1.8。東京都美術館。 2024年1月7日。 https://www.tobikan.jp/exhibition/2023_uenoartistproject.html (東京都美術館) 展覧会の最初の部屋には「きのこ」の絵が並んでいた。 小林路子…

『即興 ホンマタカシ』。東京都写真美術館。2023.10.6~2024.1.21。

『即興 ホンマタカシ』。東京都写真美術館。2023.10.6~2024.1.21。 ホンマタカシの写真は、約20年前から少しずつ見ている。 美術館で展示されていて、そのときは、郊外の子どもが無表情にこちらを見ている作品だった。 その時代のことを表しているようで、…

「見るまえに跳べ」日本の新進作家vol.20。2023.10.27~2024.1.21。東京都写真美術館。

2023年12月27日。 写真美術館に行く。 https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4542.html (「見るまえに跳べ」 日本の新進作家vol.20) この日は3つの展覧会を見たのだけど、自分としては、最初は、この展覧会を目的にして来た部分がある…

プリピクテ「HUMAN /人間」展。2023.12.15~2024.1.17。東京都写真美術館。

プリピクテ「HUMAN /人間」展。2023.12.15~2024.1.17。東京都写真美術館。 2023年12月27日。 年末に写真美術館に出かけた。 (東京都写真美術館サイト) https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4591.html Prix Pictet(以下プリピクテ)は…

「まいにち展  鹿児島睦」。PLAY!MUSEUM。2023.10.7~2014.1.8。

https://play2020.jp/article/makoto-kagoshima/ 「まいにち展 鹿児島睦」。 2023年12月20日。 入り口付近はゆったりとしたスペースで、何かのモビールようなものが天井からぶら下がっている。 柔らかい色合いで、空間ができているような気がする。 …

書籍  『秘密の知識 巨匠も用いた知られざる技術の解明』 デイヴィッド・ホックニー

https://amzn.to/3RVRt2d 『秘密の知識』(普及版) デイヴィッド・ホックニー 現代の巨匠、ホックニーが科学的、視覚的根拠により著した美術史における大胆な仮説。カラヴァッジョ、デューラー、ダ・ヴィンチ、アングルなど西洋の巨匠が描いた名画やスケッ…

「さいたま国際芸術祭2023」。2023.10.7~12.10。メイン会場:旧市民会館おおみや

「さいたま国際芸術祭2023」 2023年12月6日。 なかなか行くことができず、やっと行けそうなのが、会期終了間際だった。 大宮は、私たちにとって遠い。 電車に乗って、座れたからよかったけれど、1時間くらいずっと走って、そして、やっと着く。 その…

『読書する女性たち』。2023.9.9~11.19。アーティゾン美術館(特集コーナー展示)。

『読書する女性たち』。2023.9.9~11.19。アーティゾン美術館。 アーティゾン美術館になってから初めて行った。 常設展の中に、特集コーナーが設置されていて、そこで「読書する女性たち」というテーマだった。 『ヨーロッパでは、読書という画題は、男性に属…

『安藤裕美個展 学舎での10年をめぐって 「ナビ派」と「パープルーム」への眼差し』。2023.11.10~11.20。パープルームギャラリー。

『安藤裕美個展 学舎での10年をめぐって 「ナビ派」と「パープルーム」への眼差し』 2023年11月20日。 『パープルームギャラリー』。 https://parplume-gallery.com/501-2/ パープルームというアート・コレクティブ(≒アートグループ)、第1期のパ…

「創造の現場 映画と写真による芸術家の記録」。2023.9.9~11.19。アーティゾン美術館。

「創造の現場 映画と写真による芸術家の記録」。2023.9.9~11.19。アーティゾン美術館。 美術館の5階。その展示室で、映像と写真が並んでいる。 映像は、全部鑑賞すると2時間30分、といった表示があって、親切と思う一方で、それだけの時間をかけられない…

「ジャム・セッション 石橋財団コレクション×山口晃 ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン」展。2023.9.9~11.19。アーティゾン美術館。

「ジャム・セッション 石橋財団コレクション×山口晃 ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン」展。2023.9.9~11.19。アーティゾン美術館。 2023年11月15日。 もしかしたら、日本の美術館の中でも、屈指のアクセスに恵まれた施設かもしれない。 東京…

「MOTコレクション 被膜虚実 特集展示 横尾忠則―水のように 生誕100年 サム・フランシス」。2023.7.15~11.5。東京都現代美術館。

MOTコレクション 被膜虚実 特集展示 横尾忠則―水のように 生誕100年 サム・フランシス 皮膜虚実。 テーマに関しては、何か惹きつけられたり、興味を持てたり、といったことがなかったのは、おそらくは、どこかで聞いたような、見たようなテーマであって、何…

「あ、共感とかじゃなくて。」。2023.7.15~11.5。東京都現代美術館。

「あ、共感とかじゃなくて。」。2023.7.15~11.5。東京都現代美術館。 (「あ、共感とかじゃなくて。」サイト) https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/empathy/ SNSの「いいね!」や、おしゃべりの中での「わかる~~~」など、日常のコミュニケーショ…

「デイヴィッド・ホックニー展」。2023.7.15~11.5。東京都現代美術館。

2023年10月25日。 時々、グループ展や、常設展で、その明るさと静かさのある作品は、あちこちで見ている。それは、「あ、ホックニーだ」などとそれほど知らないのに、つい心の中で小さく叫んでしまうほど、そのオリジナリティーの強さはある。 ただ…

書籍 『アウトサイドで生きている』 櫛野展正 

『アウトサイドで生きている』 櫛野展正 https://amzn.to/3s38bma アウトサイドアート。という範囲は、思ったよりも広いと感じたのは、定義上は「正式なアートの教育を受けていない」と、アウトサイドアーティストになるらしく、それは、ファインアートの、…

特典映像 「大洲大作 Logistics/Rotations」OTAアート・プロジェクト〈マチニエヲカク〉。2022。大田区文化振興協会。

「大洲大作 Logistics/Rotations」 https://www.ota-bunka.or.jp/event/sponsored/ota_art_project/draw_in_the_city/logistics_rotations 2022年の9月30日から10月10日にかけて、東京大田区蒲田駅周辺で、大洲大作の映像作品が展示された。街の…

『アート観客』を読んでくださる皆様へ。

2023年10月12日。 いつも、「アート観客」を読んでくださり、ありがとうございます。 今回、初めて、読んでいただいた方は、見つけてくださり、ありがとうございます。 この「アート観客」は、2020年5月から始めました。 なるべく毎日、ブログ…

書籍 『アートの地殻変動』 北川フロム

『アートの地殻変動』 北川フロム https://amzn.to/46pidgi アートによって、町おこしや地域おこしをしようとしている自治体は、今は、かなり多いのではないだろうか。そのことすべてが素晴らしいとは思わないし、その「〇〇ビエンナーレ」や「〇〇トリエン…

根本敬 presents 蛭子能収「最後の展覧会」。2023.9.7~9.30。AKIO NAGASAWA(AOYAMA)

根本敬 presents 蛭子能収「最後の展覧会」。2023.9.7~9.30。AKIO NAGASAWA(AOYAMA) 2023年9月30日。 蛭子能収の顔をテレビで見る機会がほとんどなくなった。 バスの旅は、人気もあったようだし、よく見ていて、笑っていたのだけど、認知症を発症し…