アート観客   since 1996

1996年からアートを観客として見てきました。その記録を書いていきたいと思います。

ダースレイダーxプチ鹿島 #ヒルカラナンデス(仮)特別版 【#ヨルカラナンデス!Vol.12】。2022.10.18。阿佐ヶ谷ロフトA。

ダースレイダーxプチ鹿島 #ヒルカラナンデス(仮)特別版 【#ヨルカラナンデス!Vol.12】。2022.10.18。阿佐ヶ谷ロフトA。

 

https://www.loft-prj.co.jp/schedule/lofta/230031

 

 ここ何年かは、さまざまな新聞を読み込むことで、新たな視点を提示してきたプチ鹿島氏は、アメリカの言語学者であり、社会に対して批評的な発言をしてきたノーム・チョムスキーと重なる部分があると思ってきた。

 

ヒルカラナンデス」

https://www.youtube.com/hashtag/ヒルカラナンデス

 そのうちに、ラッパーのダースレイダー氏と一緒に動画配信を始めていた。それほど多くを見たわけでもないけれど、時事問題を、興味深く、笑いも生みながら、基本的には誠実さがベースにあるのが伝わってきて、そのバランスはすごいと思うこともあった。

 そのうち、有料配信もあるのも知ったが、ためらっていた。
 

「ヨルカラナンデス」

 それが、鈴木エイト氏がゲストとして出演するのを知った。
 

 旧・統一教会のことが注目される中で、急に知名度があがったジャーナリストとして、鈴木エイト氏を、私も初めて知って、あちこちで話している姿を見るようになった。

 

 旧・統一教会は、霊感商法で社会的に話題になった後は、急速に話題にならなくなり、それでも、この10年間も、ずっと継続的に取材を続けてきた人だと知るようになった。おそらくは、単にその話題が「売れ筋」でないと判断され、注目が集まれなかっただけだということは、知るようになった。

  だから、どんな人なのかは、短いコメントなどではなく、ある程度以上の時間がないとわからないから、「ヒルカラナンデス」を続けているプチ鹿島ダースレイダーの二人だったら、他ではない話も聞けるのではないかと思って、お金を払って、見ようと思った。

 

 それなのに、その日にライブの時は、見る時間を作れず、しかも、また新しくライブ配信アプリに登録をし、コンビニ払いでお金を払ったのは、その配信の翌日だった。

 もう配信されている動画に、料金を支払うのは、慣れている人にとっては普通のことだけど、いつもは始まる前に払うことがほとんどだから、微妙な気持ちだった。

 

 しかも、そのあと数日も、まとまった時間が取れず、視聴できたのが5日後の日曜日だった。考えたら、それによって内容が変わるわけでもないのに、なんだか焦っていた。

 

鈴木エイト

 予定よりも遅れて、やっと見られた。動画の配信の表示は、3時間30分以上の時間で、それだけですごいような気がした。

 鈴木エイト氏が、これだけ長い時間話している姿は初めて見た。

 ずっと基本的には冷静で、だけど、観客の反応は意識していて、笑いがない時間が続くことを気にしていたり、フリーのジャーナリストとして、どうやって仕事をしていくか、といったことに関しても、丁寧に説明もしていた。

 思った以上に誠実に取材を続けてきた人だと思ったし、想像以上に大変なこともありながら覚悟のある冷静さも持っている印象を受けた。

 こうした有料配信での内容を、それほど詳しく書けないが、見てよかったと思えたし、ジャーナリストという仕事は、どうあるべきか。といったことを、笑いももちろん交えながら、視聴者としては考えることができた。

 

 

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