写真展。
人の顔の「形」の不思議さ。
ものの「形」の美しさ。
そんな写真が並んでいる。静かなたたずまいだった。
人の顔。
『「Eyes is the wind of the mind」
古く、人々は神の像を描くときに、非常な注意を払ってより正確なイメージを与えようとして横顔の輪郭に、正視する眼を描いて心象までも表わそうとしたのでした。
それは幾何学的には正確ではなくとも、神々の心象を伝える真実の方法だったのです。雪舟が水墨画で達磨を描いたのの、この手法でした』。(チラシより)。
道具。
『「記憶の形」
父親の遺品となる大工道具を記録するところから始まったプロジェクトは、色々な道具を写真に収めて行くうちに、使い古された道具に現れる寂びの美に気づかされる事になった。長く使いこまれた物には使い手の魂が込められて行き、それが時を経て鈍色の輝きを放つのだと』(チラシより)。
『Hasu no hana』サイト