柔らかい世界が広がる。
作品の素材は、シルクオーガンジー。
今回は、孔雀をモチーフとしたインスタレーションということだったのだけど、そういう華やかさと、やや得体の知れない感じもあった、と思う。
このギャラリーが、地元に来てくれてから7年が経った。
以前からオーナーのフクマカズエ氏に聞いていたのだけど、このツリーハウスもある貴重な建物が老朽化により、取り壊されてしまうらしく、そして、残念ながら別の場所に移転しまうことも決定している。
この寺村サチコ展で、企画展は最後になる。
地元に、このギャラリーが来てくれて、ここに来るたびに日常とは少し違う時間を過ごすことができた。とてもありがたかった。
ずっとここにあると思っていた。そんなことは不可能だと改めて思うけれど、やっぱり寂しかった。
移転しても、行くと思う。
「寺村サチコ」サイト
「Hasu no hana」サイト