病院に設置するアートに関しての展覧会。ギャラリーによるグループ展になり、そのこと自体で、提案になっている。
それでも、作品を見ていて、こうした作品が、もし病院に並んでいるとすれば、やっぱりいいなと思った。
『「人は誰でも最低限文化的な生活を送る権利があり、それは病めるときも同じ」
スウェーデンではかつて、“お金がなくても芸術で生活を豊かにしよう”
という運動が起こり、それを背景に公共建築の新築・改築に際して予算の一定比率をアートに割くことを法律で定めているそうです。
本展ではホスピタルアートをテーマに、病院関係者から一般の方まで幅広い層にアートの可能性を提案いたします。
色が綺麗なものや生命を感じるもの、風や光など自然に想いを馳せ明るくなるような小作品を多数ご用意しております』(DMより)
[参加アーティスト]Akari Uragami /岩谷雪子/小木曽瑞枝/高橋キョウシロウ/寺村サチコ/藤田道子/山本彌/松下誠子/西尾捷太
「Hasu no hana」サイト
「現代美術史」山本浩貴