アート観客   since 1996

1996年からアートを観客として見てきました。その記録を書いていきたいと思います。

同伴分動態。2025.4.2~5.6。BUG。

 2度ほど行ったギャラリーで、東京駅近くで通いやすい印象があって、しかも、新しいアーティストの作品が見られると思っている場所が、「BUG」だった。

 そして、今回は、パフォーマンスや、活動を作品化する、という情報は知っていて、そういう難しいことを、どうやって、ワンルームのようなギャラリースペースで展開するのだろう、といったことは期待してしまった。

 

https://bug.art/exhibition/accompanied-divergences-2025/

(BUG『同伴分動態』)

 

BUGでは、うらあやか、小山友也、二木詩織、宮田明日鹿の4名のアーティストによる、作品の展示やイベントを開催します。展示スペースには、ワークショップ用スペースや小さな農園、カームダウン・クールダウンスペース* などを設けます。

 

うらさんとの出会いにより、本展は生まれました。

 

BUGはステートメントで、「無数のハプニングに、私たちは出会いたい」と掲げています。また、展覧会に限らない活動を展開していきたいという意志から、「アートセンター」を冠しています。その実現に向け、BUGではオープン前の2022年から、複数のアーティスト/アートワーカーと意見交換する機会**を設けてきました。うらさんもそのうちの一人であり、おもしろい場をつくることやアートマネジャーの職能などについて、ディスカッションを重ねてきました。今回は、そのやり取りから生まれたものを展覧会やイベントとして、ひらく試みです。

 

本展に参加する4名のアーティストは、作品をつくることはもちろん、制作で培った技術をコミュニティの運営や他者の表現のサポートなど、さまざまな活動に展開してきました。今回はその技術を活かして、だれかと一緒に何かをするときに働く力学に注目した作品の展示やイベントを行います。アーティストや来場者が「一緒に行動する」機会を創出することで、同伴しながら何かを生み出すことの可能性や、アートセンターのあり方を探索していきたいと考えています。

               (『BUG』サイトより)

 これがサイトに掲載されているステートメントなのだけど、来場者が「一緒に行動する」ためには、どうするのだろうと思いながら、ギャラリーに向かった。
 

2025年4月19日。

 東京駅で降りて、ギャラリーへ向かう。

 こうした便利さはありがたい。

 ギャラリーの中は、空間ががらんとして見えた。

 あちこちに映像が流れている。そして、一人の女性が、もう一人の女性と、会場の真ん中あたりでパフォーマンスらしい動きを続けているが、何をしているのかわからなかったし、その二人は、どちらもアーティストなのか、それとも一人は観客が参加しているのか、わからなかった。

 あちこちの画面では、日常的な作業を記録した映像が流れたり、植物の種が置かれている棚があったりして、会場内で渡されるハンドアウトを見ると、どの作家の作品で、どんな背景があるかのかは、ある程度はわかるのだけど、このギャラリーの空間の作品同士は、どうやら関係がないようで、どう見たらいいのか、そして、パフォーマンスも続いているのだけど、それが、何をしているのかはわからないし、参加できるかどうかもわからなかった。

 パフォーマンスをそのアーティストの意図が伝わるようにするのは難しい。今回も、そんなことを思ったのだけど、アンケートに答えたら、種をもらえたので、ありがたかった。

 いつも来場者に対して、とても気を遣ってくれるギャラリーだと思う。

 

 

 

 

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