アート観客   since 1996

1996年からアートを観客として見てきました。その記録を書いていきたいと思います。

映画「この世界の片隅に」。2017.3.2。キネカ大森。

映画「この世界の片隅に」サイト

 https://ikutsumono-katasumini.jp 

 

2017年3月2日。

 ずっと見たいと思っていた。
 評判が高いというのもあったし、少しずつ見えてくる感じが、これは、去年から「シン・ゴジラ」「君の名は。」と見て、それに加えて、この映画を見て、やっと映画史に残る作品として、3本を映画館で、妻と一緒に見られる、ということになるから、焦りみたいなものがあって、見られることになり、そして、これを逃すと、次の週からは、午前の一番早い回か、一番遅い回のみになり、おそらくは妻と一緒に見ることは難しくなるから、その予定が達成できそうで、少しホッとした。
 

 大森はわりと近く、少しこじんまりとして、トータルで実は一番たくさん行っている映画館かもしれない。始まってから、「のん」の声が強すぎるなどと思っていたが、そのうちに、その世界が、そこにあるように、自分もその丘というか、山の上に生きているような気持ちというより、体感として感じてきて、それが見終わってからも続いた。執念みたいなものの固まりが、映像になっていたのだと思う。

 見てよかった。

 
 
 
「この映画の片隅に」DVD。