アート観客   since 1996

1996年からアートを観客として見てきました。その記録を書いていきたいと思います。

大田区アートスポット巡り③KOCA。2023.9.3。大田区文化振興協会。

KOCA

 バスに乗って、視界が広いところを走って、天気も良くて、などと思って、あとはバスの中の冷房が効きすぎないように調整をして、そのうちに目的のバス停に着く。スタッフの方が、ツアーの方は、ここで降ります、と声をかけてくれる。集団行動、が新鮮だった。

 平和島の駅から、京浜急行で二つ先の駅に向かう。

 各駅停車しか停まらない駅・梅屋敷。

 電車が来て、電車に乗って、また「降りまーす」と言ってくれて、降りる。

 その駅に着いたのが、午後1時30分。

 

 一回集合して、ここから1時間、昼食の時間でいったん解散し、次に集まるのは午後2時30分。この駅からすぐそばの「KOCA」という施設に集まることになった。

 

 昼食後、ここにこうした施設があったのを知らなかったけれど、おしゃれな空気は確実にあった。恥ずかしながら、自分も住んでいる大田区に、こうした意欲的な場所ができたことを全く知らなかった。

 

『KOCA』サイト

 https://koca.jp

 その施設の中で、最初は男性が話を始める。

 壁には、加工途中の鉄板や、紙などが額におさめられている。

 それは、物質と、そこから加工していく途中のものに魅力を感じて、それを作品として展示している、ということだった。

 それは、可能性を提示している、ということのようにも聞こえてきて、この男性・畑中庸一郎と、もう一人の女性で「YOCHIYA」というユニットを組んでいて、それが、城南島で暑い中作業をしていた川名だとわかって、そこでやっとつながる。

 
『YOCHIYA』サイト
 
  そのあとは、ファッションデザイナーで、アーティストでもある伊藤弘子が、ファッションショーの映像を流しながらも、話をし、そのあとは、コンピュータを使用してデザインをしている現場まで案内もしてくれた。

 

koca.jp

 

 こうした場所があるのを知ることができた。それは、これからも機会があれば、見に来られるということでもあった。

 そこは、むき出しの蛍光灯をたくさん集めたような作品があった。東恩納裕一。とっさに名前は思い出せなかったものの、久しぶりに見た。そして、相変わらずかっこいいと思った。

 

 

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