アート観客   since 1996

1996年からアートを観客として見てきました。その記録を書いていきたいと思います。

書籍 『アウトサイドで生きている』 櫛野展正 

『アウトサイドで生きている』 櫛野展正 

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 アウトサイドアート。という範囲は、思ったよりも広いと感じたのは、定義上は「正式なアートの教育を受けていない」と、アウトサイドアーティストになるらしく、それは、ファインアートの、ある種の狭さを感じさせる話だと思う。

 

 この書籍には、「アウトサイダー・キュレーター」である著者が、

注目しないと、誰かが語らないと、ないことになっていたかもしれないアートが集まっているように思った。

 

 名前と、その特徴を抜き出しただけでも、かなりインパクトがある人であり、作品ばかりだった。

 

妄想キングダム 遠藤文裕 

隠密ツーリスト  熊澤直子 (忍者ぶきみ丸)

昆虫メモリアル  稲村米治 

ドローイングデイズ  辻修平 「あさくら画廊」

路上の果て  爆弾さん

極彩色のラッキーハウス  小林伸一 

 この小林氏には、こうしたエピソードもある。

帰り際に、「これ持って帰ってよ」と沢山のお菓子や全種類の下駄31個、そして、なんとそれまで描きためてきた270枚のドローイングを初対面の僕にあっさりとプレゼントしてくれた。自分の描いた絵に執着はなく、今は沢山の人に見てほしいようだ。そう、今度は僕が小林さんの意志を引き継ぐ番だ。

 

落書きラビリンス  野村一雄

記憶を包む極小絵画 大竹徹祐

草むらの親善大使  藤本正人

進化を続ける愛の砦  大沢武史

仮面の奥の孤独 創作仮面館

 

 全部で18名のアウトサイダー・アーティストが紹介されている。

 できたら、書籍を手にとって、画像も込みで見てほしいと思う。