アート観客   since 1996

1996年からアートを観客として見てきました。その記録を書いていきたいと思います。

「創造の現場 映画と写真による芸術家の記録」。2023.9.9~11.19。アーティゾン美術館。

「創造の現場 映画と写真による芸術家の記録」。2023.9.9~11.19。
アーティゾン美術館。

 美術館の5階。その展示室で、映像と写真が並んでいる。

 映像は、全部鑑賞すると2時間30分、といった表示があって、親切と思う一方で、それだけの時間をかけられないと感じる。ただ、その映像の中で、生きている芸術家の姿を見ると、なんともいえない気持ちになるし、とても貴重なものなのはわかった。そして、写真も、その時間と、その人たちがずっとそこにあるのは、やっぱり不思議でもあった。

 

 

『1953年、アーティゾン美術館の前身となるブリヂストン美術館は、映画委員会を発足しました。「美術映画シリーズ」と冠し、1964年までに61人の芸術家を取材して17本の記録映画を制作しました』

 

『また、近年当館は現代美術の現場を記録し続けた写真家、安齊重男(1939~2020)の作品を収集しています。安齊は自らを現代美術の伴奏者と称し、1970年代からアーティストのポートレートや、一過性のインスタレーション、パフォーマンスなどの撮影を手がけてきました』(チラシより)。

「創造の現場 映画と写真による芸術家の記録」(図録)

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安齊重男「私・写・録」

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