アート観客   since 1996

1996年からアートを観客として見てきました。その記録を書いていきたいと思います。

『ON PAPER:Art and Print Market』。2026.4.29~5.6。WHAT CAFÉ。

2026年5月2日。

 ギャラリーに作品を見に行ったときに、その制作意図も含めて、話をしてくれた作家の人がいて、連絡先を伝えたら、展示会などの活動をメールでくれるようになった。

 ありがたい。

 それで今回、あまり足を運ばない場所での展示があると知って、出かけた。

 寺田倉庫がアートに力を入れている天王洲の地域。その中で、運河のそばにあるカフェでもある場所で、展覧会がある。

 

https://cafe.warehouseofart.org/exhibition/what-cafe-exhibition-vol-45-on-paper-art-and-print-market/

5月のゴールデンウィーク期間、WHAT CAFEでは2回目の展覧会「ON PAPER」を開催します。昨年も多くの好評をいただいた本展では、WHAT CAFEを含む若手作家の支援に力を入れる国内10軒のギャラリー等が参加し、ドローイング、版画、写真、切り絵など、紙という素材の可能性を追求した現代アート作品約500点が会場に集結します。

 

シンプルで身近な素材である「紙」から生まれる表現は実にさまざま。軽やかな線のドローイングから、繊細な版画、和紙を利用した立体作品まで、多彩な作品が空間いっぱいに広がります。一度に多様な表現に触れることで、まるでアートのマーケットを巡るように、作品を見比べながら「自分だけのお気に入りの一枚」を探す楽しさを体験いただけます。 

       (『WHATCAFÉ』より)            

 

 一度、展覧会がないときに来たときと印象が違っていて、かなり広く展示空間があって、さまざまな作家の作品が並んでいる。失礼ながら、名前を知らない人が多かったけれど、それは、それだけ、若手の支援に力を入れている、ということなのかもしれないとは思った。

 同じ紙でも、確かに人によって違う。

 これだけ一度に多くを見られるのは、確かに意味があるのかもしれないし、確かにアートマーケットだと思った。

 

 

 展示の情報を伝えてくれる作家・奥天昌樹の作品を見た。

 これが、今日の目的だった。

 前回見た作品とは違うのだけど、それほど広くない画面なのに、意図の密度が高いために、存在が強い。線や形や色が、こちらに向かって、伝えてくる力を強めに感じる。

 それは、前回、作家本人の話を聞いていたせいかもしれないけれど、見に来てよかった。

 作品が6点並んでいるが、そのうち5点は、すでに売約済みの赤い丸があった。