1997年11月18日。
きれいな香りのするエレベーターで上がっていく。バスキアの大きい作品を初めて、まとめて見られる。
ただ、見て、また見ていた。しばらく、そこにいた。
とてもキレイな爆発。
そんな言葉がアタマに浮かび、一緒に行った妻に言ったら、自分で恥ずかしくなった。
でも、本当にそう思った。
どこかの美術館の常設展などで、おっ、と思ったらバスキアの作品だったりすることも、ここ数年だけだが、何回かあった。やっぱり、キャラ立ちしているのは間違いない。
(1997年の記録です。一部、修正・加筆しています)。
2020年5月 付記
この美術館は、1999年の新宿三越南館の閉館にほぼ伴い、美術館もなくなった。バスキア も、またすぐに展覧会がありそうだったのに、その後、日本で本格的な展覧会が開かれたのは、2019年だった。