アート観客   since 1996

1996年からアートを観客として見てきました。その記録を書いていきたいと思います。

「バスキア展」。1997年10月29日〜11月24日。三越美術館・新宿(南館7階)。

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バスキア 展」

 

1997年11月18日。

 

 きれいな香りのするエレベーターで上がっていく。バスキアの大きい作品を初めて、まとめて見られる。

 ただ、見て、また見ていた。しばらく、そこにいた。

 とてもキレイな爆発。

 そんな言葉がアタマに浮かび、一緒に行った妻に言ったら、自分で恥ずかしくなった。

 でも、本当にそう思った。

 どこかの美術館の常設展などで、おっ、と思ったらバスキアの作品だったりすることも、ここ数年だけだが、何回かあった。やっぱり、キャラ立ちしているのは間違いない。

 

 

              (1997年の記録です。一部、修正・加筆しています)。

 

 

 

2020年5月 付記 

この美術館は、1999年の新宿三越南館の閉館にほぼ伴い、美術館もなくなった。バスキア も、またすぐに展覧会がありそうだったのに、その後、日本で本格的な展覧会が開かれたのは、2019年だった。