1997年7月7日。
会田誠。この人のこだわりは、たぶん同世代のリアルだろう。とても見たくて、見たくないような作品に感じる。
なんでだか知らないし、今もどこかにあるかどうか知らないけど、その昔、30年くらい前、空き地に半分くらいのページ数になっていたエロ本が落ちていた。雨が降った後は、ぱりぱりになっていた感じ。あれを会田誠で、思い出すのだった。
その会田誠がプロディースした展覧会。全体の雰囲気は覚えているが、申し訳ないが、他の3人の作品はあまり覚えていない。ただ、その中に山口晃がいて、その後、本当に目覚ましい活躍をするのだけど、そのときに、その気配は、自分が未熟かもしれないけれど、感じなかった。
(1997年の時の記録です。多少の加筆・修正をしています)。
「山口晃 作品集」