2003年4月27日。
ドラえもん展。大阪から回ってきて、妻と2人で行きたいね、と言っていた。そして、2組の友人夫妻と、娘さん一人で出かけた。
かなり混んでいた。休みのせいもあるだろうが、人でいっぱいだった。こんなに人ばっかりの美術館は初めてだった。親子連れが多かった。そのせいか、最初の予定よりも、開催期間が長くなっていた。
入口近辺で、みんなと待ち合わせ。かなり大勢で一緒に来れて、よかった。初めてだった。
中は、また人でいっぱいだった。
ものによっては、電話ボックスの中での展示などは、並ばないと見れなかったりもした。
奈良美智の絵はあった。あーならさんだ、と妻は言った。「ドラミちゃん」が描かれていた。
佐内正史の写真は、ただの住宅街を写したような写真が何枚も並んでいた。
見終って、娘さんも「分かんない」みたいな困惑の表情を浮かべていた。おそらくドラえもん展という名前から想像するものと全く違ったのだろう。それは仕方がないと思ったし、でも、見たことで何か印象に残るかも、などと思ったが、でも、無理かな、とさらに思う。
男性の友人の一人が、納得いかない、と繰り替えしていた、という。特に佐内の写真が分らない、などと言う。そこで、ドラえもんが出そうな、というかいてもおかしくないような場所を撮ったんじゃないの?などという説明もどきのことをしたが、それには無理あるかも、と言っているそばから思った。
中でも日比野克彦の作品が、前もって知っていたけど、思ったよりもよかった。マンガのページのような形で、枠組みがあって、その中にドラえもんが、何かグッズをポケットから出すようなシーンが並んでいるようなもので、思ったよりもよかったのだった。
どうも、一緒に行った人達にはイマイチだったようだった。
でも、それから、いろいろ食事をしたり、コーヒーを飲んだりして、かなり長い時間を過ごした。
結構、楽しい1日になった。
よかった。
(2003年の時の記録です。多少の加筆・修正をしています)。