アート観客   since 1996

1996年からアートを観客として見てきました。その記録を書いていきたいと思います。

「西野康造展 時空の息吹」。1997.3.27~4.13。スパイラルガーデン。

「西野康造展 時空の息吹」。1997.3.27~4.13。スパイラルガーデン。

 

1997年3月29日。

 表参道という場所は、自分にはおしゃれで、ほぼ無縁だった。それがアートに興味を持ってからギャラリーもあるし、行く機会が増えた。スパイラルガーデンも、その一つだった。それまで知らなかったけれど、思ったよりも広いスペースがあって、そこに作品がある。

 

 大きい金属の輪がある。時々、駅前にあるような大きなオブジェにも見える。

 

「静かに羽ばたく金属製の翼が、

 見る人の心を振動させた前回の個展から5年、

 西野康造がスパイラルに帰ってきます。

 アトリウムには観客の動きに

 シンクロして微妙なバランスでゆれる

 直径10m、高さ1.3mの錆色の金属の輪が出現。

 ギャラリーには全長18mものダイナミックな

 作品が浮遊。6点の新作がスパイラルガーデンを

 空間という枠を忘れさせるスケール感と

 心地よい緊張感で満たします」

 

 DMには、そんな文章があった。

 

 確かに、そういう作品が並んでいる。

 

 

(1997年の時の記録です)。

 

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