アート観客   since 1996

1996年からアートを観客として見てきました。その記録を書いていきたいと思います。

企画展『無礼らか〜』飯島モトハルvs藤城噓。2018.4.20~4.28。TATARABA(新馬場)

企画展『無礼らか〜』飯島モトハルvs藤城噓。2018.4.20~4.28。TATARABA(新馬場)

2018年4月25日。

 駅から歩いて、広いような道を歩いて、ギャラリーはなさそうな場所に、だけど、開いたドアが白くて、あああれだ、と思ったりもして、その中は、8畳くらいの広さの場所だった。

 

そこにグループ展『無礼らか〜』(なめらかー)が展開されていて、ただ、いろいろな作品が並んでいるのは分かって、DMで見た、いわゆる「ゆめかわいい」といわれているような(このジャンルのこともよくわからないが)ものだけではなく、立体や紙コップを使ったものや、スマホを利用しているものもあった。

 

 藤城嘘の作品がよかった。この前、ワタリウム美術館で見ていたときに、自分では買えない値段だけど欲しいと思った作品があって、今回も欲しいと思えるような作品だった。

 

「ハムスターの息子に生まれて良かった」の作品が、風俗に働くようになる女性の話をコママンガのような絵画が並んでいたり、さらには、そこにいた人が、「エース明」という人で、現代感が増したMr.みたいだったけど、その人が床にある小さい作品を教えてくれた。

 小さい紙で、「女王アリの顔はめパネル」があって、面白いと思ったり、あとは、実は占いもやってくる人がいたり、24時間合コンの会話の全部を文字にした本もあった。すごい。作品集も見せてもらったのだけど、出来たら全体のものがあればなあ、と思いながらも、500円だけ投げ銭をして、帰って来た。

 

 初めて行ったギャラリーで、そして、また行くかもと思って、なんだか気持ちがちょっとだけ更新したような気持ちになれた。

 

(2018年の時の記録です。多少の加筆・修正をしています)。

tataraba-tataraba.jimdofree.com

 

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