アート観客   since 1996

1996年からアートを観客として見てきました。その記録を書いていきたいと思います。

「天国と地獄」小菅星奈 ミヤタナナ。2018.3.23~3.28。新宿眼科画廊。

「天国と地獄」小菅星奈 ミヤタナナ。2018.3.23~3.28。
新宿眼科画廊。

2018年3月24日。

 たぶん、1年くらい前に、この場所で「メンへラ展」を見て、その時に、ああ面白いな、と見ていたら、その作者が話かけてくれて、すごく熱心に伝えてくれた。その時の名前は「ともこ」だったと思う。
 
 そのときにもらった名刺のツイッターを時々見ていたら、会社をやめたり、名前を本名にしたり、絵描きとして生きて行く、と決意したりと、とんでもない転機が訪れていて、そのことがすごいとも思っていて、前回の銀座での個展も見にいけた。
 
 作家名は、「ミヤタナナ」になっていた。
 
 作品が面白くて、切実だったし、出来たら欲しいな、と思いながらも、今日はいろいろと移動をして、この場所に来たら、それほど広くないスペースで2人の作品が並んでいた。
 
 その場で、買おうと思った作品は、1000円のドローイングだけど、売れていた。ツイッターで見ていて、あ、これいいな、と思ったものは3万円の値段がついていて、それはちょっと買えなかった。まだ20歳と、22歳の女性の作家。その画風は、何かたたきつけるような感じで、その作家の見た目より、激しく、色もピンクだったりで、さいあくななちゃんも思い出したりもしたが、そうやって比較をするのもダメなのだろうけど、そんなことを思いながらも、見ていた。その間もずっと観客との会話は続いているので、作家と何かを話すのはあきらめて、そこを出た。
 
 
(2018年の時の記録です。多少の加筆・修正をしています)。