アート観客   since 1996

1996年からアートを観客として見てきました。その記録を書いていきたいと思います。

「インターメディアテク」。KITTE 2・3F。

「インターメディアテク」。KITTE 2・3F。

2018年11月11日

 以前から行きたいと思っていて、行けなかった場所の一つで、東京駅近くでのイベントがあって、その帰りにやっと寄れた。

 

 思った以上に広い場所。思った以上に、様々なもの。骨格標本や、蓄音機や、どこかの国の土偶や、幕末の写真。徳川慶喜がはっきりとした顔の宅麻伸みたいな顔だったのを初めて知ったり、こうした様々なものを集めて保管して、という場所そのものが、ある意味で恐い感じもしたのだけど、こうしたコレクションを生み出す「研究」というものは、なんだかおかしな行為でもあるのだとも思わせる空間だった。

 

 また来たい。たぶん、まだ見逃しているものも多いはずだし。特集展示みたいなものがあって、その中に「石とアート」みたいなテーマがあって、写真があったり、やっぱりアートはコレクションというものと違って、何か整理された意図みたいなものがあって、見た目よりもすっきりとした印象が残るかも、などと思っていたら、前を歩くやや小柄なおそらくは女子大生のグループの一人が、アートってわかんない、と声に出していた。何かひっかかりがあるのだろう。この空間は暗くなったら、本当に恐いかもしれない。

 

 

 

amzn.to

 

www.intermediatheque.jp